演習 1:ArcCatalog でのリニア リファレンス データの管理

複雑度:

初心者

データ要件:

ArcGIS Tutorial Data for Desktop

目的:

ArcCatalog でリニア リファレンスのチュートリアル データを管理します。

この章の演習では、ArcGIS に付属しているチュートリアル データを使用し、ArcGIS Desktop Basic ライセンスで作業を行います。一部の演習ではデータを変更するため、データへの書き込みアクセス権を持っている必要があります。書き込みアクセス権を取得するため、この演習の開始時に LinearReferencing フォルダーの作業用コピーを作成します。

データのコピー

1. ArcCatalog を起動します。
2. チュートリアル データがインストールされているローカル ドライブの LinearReferencing フォルダーに移動します。デフォルトは「C:\arcgis\ArcTutor\LinearReferencing」です。

   データがシステム管理者によってネットワーク上の共有フォルダーにインストールされている場合、チュートリアル フォルダーへのパスにはコンピューター名およびフォルダーにアクセスするための経路が含まれます。たとえば、\\dataserver\public\ArcGIS\ArcTutor\LinearReferencing のようになります。

3. LinearReferencing フォルダーを右クリックして、[コピー] をクリックします。
4. このデータのコピー先となる場所 (C:\ など) に移動します。
5. その場所を右クリックして、[貼り付け] をクリックします。

   選択した場所に、「LinearReferencing」という新しいフォルダーが作成されます。

6. この新しいフォルダーを右クリックして、[名前の変更] をクリックします。
7. 新しいフォルダー名として「MyLR」と入力します。

   

チュートリアル データへの直接的な接続

ArcCatalog では、フォルダー接続により、ローカル ディスクの特定のディレクトリやネットワーク上の共有フォルダーにアクセスすることができます。さらに、データベース接続を使用して、データベースのデータにアクセスすることができます。

1. [標準] ツールバーの [フォルダーに接続] ボタンをクリックします。

   

2. MyLR フォルダーの保存場所に移動して、このフォルダーを選択します。
3. [OK] をクリックします。

   

カタログ ツリーに新しいフォルダー接続が表示されます。

このチュートリアルの残りの演習では、ここで作成した新しい接続を使用して、必要なすべてのデータにアクセスします。