カラー調整は、データに次の条件が当てはまる場合にのみ行うことができます。
- すべてのバンドの統計情報が計算されている。
- すべてのバンドのヒストグラムが作成されている。
- すべてのラスター データベースに同じ数のバンドがある。
- すべてのラスター データベースに同じピクセル タイプとピクセル深度がある。符号なし 8 ビットと符号なし 16 ビットのビット深度のみサポートされます。
- どのラスター データベースにもカラーマップが関連付けられていない。
- ArcMap の [コンテンツ] ウィンドウでラスター カタログを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
[レイヤー プロパティ] ダイアログ ボックスが開きます。
- [色補正] タブをクリックします。
- 必要に応じて [事前ストレッチ] をオンにして、何らかの色補正が実行される前に各ラスター カタログ アイテムをストレッチします。
事前ストレッチを行う場合、元の各ラスター データセットの統計情報は、補正が実行される前に変更されます。
- [カラー調整] チェックボックスをオンにします。
- [バランシング手法] 矢印をクリックし、カラー調整の手法を選択します。
- ドッジング バランシング
- ヒストグラム調整
- 標準偏差調整
[ドッジング バランシング] を選択した場合、ターゲット カラー サーフェスのタイプを選択できます。
- 必要に応じて、[参照ターゲット イメージを使用] チェックボックスをオンにして、カラー調整やラスター データセットへの移動にターゲット イメージを使用します。
- 必要に応じて、[コントラストの調整を適用] チェックボックスをオンにして、カラー調整の結果にコントラスト ストレッチングを適用して表示します。
- [OK] をクリックします。