ArcMap で定義されるリレートは、ジオデータベースで定義される単純なリレーションシップ クラスと基本的に同じですが、ジオデータベースではなくマップとともに保存されます。
ジオデータベース内のフィーチャクラスがリレーションシップ クラスに関与する場合、そのリレーションシップ クラスは直ちに利用できるようになります。ArcMap でテーブルをリレートする必要はありません。
リレート (またはリレーションシップ クラス) は、1:M 関係を持つデータを関連付ける最善の方法です。
- リレートするレイヤーを右クリックし、[結合とリレート] → [リレート] をクリックします。
開いているテーブル ウィンドウの [テーブル オプション] ボタン をクリックして、[リレート] ダイアログ ボックスにアクセスすることもできます。
- リレートのベースになるレイヤー内のフィールドを選択します。
- リレートするテーブルまたはレイヤーを選択するか、ディスクからテーブルを読み込みます。
- リレートのベースになる関連テーブル内のフィールドを選択します。
- リレートの名前を入力します。
この名前を使用して、関連データにアクセスします。
- [OK] をクリックします。
これで 2 つのテーブル間のリレートが確立されます。リレートの操作方法については、トピック「関連レコードへのアクセス」をご参照ください。