ArcMap、ArcScene、または ArcGlobe では、レイヤーのプロパティを変更するアニメーションを作成することができます。たとえば、レイヤーの表示/非表示を切り替えて、またはレイヤーの透過表示を変更して、下にあるレイヤーの情報を表示することができます。レイヤー プロパティを変更し、キーフレームを作成し、再びレイヤー プロパティを変更し、別のキーフレームを作成する、という作業を繰り返すことで、アニメーションを構成する一連のキーフレームからなるレイヤー トラックを作成します。
次に、レイヤーの透過表示を変更するレイヤー アニメーションを作成するためのレイヤー キーフレームを作成する手順を示します。
- [アニメーション] ツールバーがアプリケーションに表示されていない場合、メイン メニューで [カスタマイズ] → [ツールバー] → [アニメーション] をクリックします。
- [アニメーション] ドロップダウン矢印をクリックして、[キーフレームの作成] をクリックします。
- [タイプ] ドロップダウン矢印をクリックし、[マップ レイヤー] を選択します。
- [ソース オブジェクト] ドロップダウン矢印をクリックし、新しいトラックをバインドするレイヤーをクリックします。
このレイヤーをアニメーションにします。
- [新規作成] をクリックして新しいトラックをデフォルト名で作成するか、新しいトラックの名前を [関連先トラック] テキスト ボックスに入力してから [新規作成] をクリックします。
トラックをデフォルト名で作成した場合は、後からアニメーション マネージャーで名前を変更することができます。
- キャプチャするレイヤー プロパティを変更します。
たとえば、[効果] ツールバーをオンにして、レイヤーの透過表示
を 50% に設定します。
- [キーフレーム名] テキスト ボックスをクリックし、キーフレームの名前を入力します。
たとえば、透過表示 50% と入力します。
- [作成] をクリックして、トラックの新しいキーフレームを作成します。
このキーフレームは、レイヤーの現在のプロパティ (この場合は透過表示) を保持します。
- [効果] ツールバーでレイヤーの透過表示を再び変更します。
たとえば、75% の透過表示に設定します。
- [キーフレーム名] テキスト ボックスのテキストを削除し、2 つ目のキーフレームの名前を入力します。
たとえば、透過表示 75% と入力します。
- [作成] をクリックして、新しいレイヤー プロパティを格納する 2 つ目のキーフレームを作成します。
- 必要に応じて、レイヤー プロパティを変更し、キーフレームを作成する作業を続けます。
- [閉じる] をクリックします。