複数のビューアーで複数のカメラ トラックを再生する

3D Analyst のライセンスで利用可能。

ArcScene と ArcGlobe では、カメラ トラックはすべてのビューアーに自動的にバインドされるため、ビューアーを削除または追加するたびにバインディングを変更する必要はありません。たとえば、[ビューをキャプチャ] および [録画] ツールによって作成されたカメラ トラックは、すべてのビューアーに自動的にバインドされるため、どのビューアーでも再生することができます。[トラック プロパティ] ダイアログ ボックスの [一般] タブでは、デフォルトで [選択されたビューアーに対してのみカメラ トラックをバインド] オプションはオフになっています。

場合によっては、カメラ トラックを特定のビューアーにのみバインドし、たとえばトラック A をメイン ビューアーで再生し、トラック B を補助ビューアーで再生したいことがあります。

ArcMap では、メイン ビューアーでのみアニメーションを再生することができます。これはアクティブ データ フレームです。

1. ArcScene または ArcGlobe で、メイン メニューの [ウィンドウ] をクリックし、[ビューアーの追加] をクリックして補助ビューアーを開きます。
2. [アニメーション] ツールバーの [アニメーション] ドロップダウン メニューをクリックして [アニメーション マネージャー] をクリックし、[トラック] タブでトラック A を選択します。
3. [プロパティ] をクリックして、[一般] タブをクリックします。
4. 選択したビューアーにのみトラックをバインドするチェックボックスをオンにします。

   追加されたオブジェクトのリストにメイン ビューアーだけが表示されていることを確認します。

5. [OK] をクリックします。
6. [トラック] タブでトラック B をクリックします。
7. [プロパティ] をクリックして、[一般] タブをクリックします。
8. [選択されたビューアーに対してのみカメラ トラックをバインド] チェックボックスをオンにします。
9. [追加されたオブジェクト] リストでメイン ビューアーをクリックし、[削除] をクリックします。
10. 利用可能なオブジェクトのリストから補助ビューアーを選択し、[追加] をクリックします。

    各トラックを異なるビューアーにバインドした後、両方を同時に再生するか、交互に再生することができます。トラックを同時に再生するには、[アニメーション コントロール] ダイアログ ボックスで [すべてのビューアーで再生] オプションが選択されていることを確認し、[再生] ボタンをクリックします。交互に再生するには、[すべてのビューアーで再生] をオフにし、メイン ビューアーか補助ビューアーをクリックして、[再生] ボタンをクリックします。