シンボルは、マップ上に地理フィーチャ、テキスト、グラフィックスを描画するために使用します。マップまたはレイアウト上のレイヤーまたはグラフィックスにあるフィーチャにシンボルを適用する準備ができたら、[シンボル選択] ダイアログ ボックスを使用して、利用可能ないずれかのスタイルからシンボルを選択し、必要に応じてこれを変更して、適用します。
スタイルは、シンボルやその他の再利用可能なマップ エレメントのコレクションです。[スタイル マネージャー] ダイアログ ボックスを使用して、スタイルとそのコンテンツを表示、作成、変更します。
このトピックでは、シンボルとスタイルを操作するときに使用する重要ないくつかのダイアログ ボックスの概要を示します。
シンボルを検索してフィーチャやグラフィックスに適用する
シンボルを使用してフィーチャ、グラフィックス、テキストを描画すると、これらがマップ上に表示されます。これらのエレメントに適用する適切なシンボルを見つけるには、[シンボル選択] ダイアログ ボックスで利用可能なシンボルを参照または検索します。シンボル タイプ (マーカー、ライン、塗りつぶし、テキスト) ごとに異なるダイアログ ボックスが存在していますが、操作は同じ方法です。表示されるダイアログ ボックスは、シンボル表示するエレメントのタイプによって決まります。
![ラインの [シンボル選択] ダイアログ ボックス ラインの [シンボル選択] ダイアログ ボックス](GUID-40EC74ED-F495-43D5-AAC0-C4D9E3050E20-web.png)
通常、フィーチャまたはアノテーションをシンボル表示するときに [シンボル選択] ダイアログ ボックスにアクセスするには、[コンテンツ] ウィンドウまたは [レイヤー プロパティ] ダイアログ ボックスでシンボルをクリックします。グラフィック エレメントを操作するときにも、[シンボル選択] ダイアログ ボックスが表示されます。
[シンボル選択] ダイアログ ボックスには、現在参照されているスタイルのいずれか、またはユーザーのパーソナル スタイルに存在する現在のタイプのすべてのシンボルのパレットが表示されます。通常は、特定のマップ用に使用する必要のあるスタイルか、最も使用頻度の高いスタイルを参照します。スタイルを参照していれば、そのシンボルを [シンボル選択] ダイアログ ボックスですぐに参照したり選択できます。ただし、そのスタイルが参照されているかどうかに関わらず、任意のスタイルのシンボルをいつでも自由に選択できます。参照されているシンボルのリストを管理するには、[シンボル選択] ダイアログ ボックスの [参照スタイル] ボタンをクリックして、[参照スタイル] ダイアログ ボックスを開きます。
![[参照スタイル] ダイアログ ボックス [参照スタイル] ダイアログ ボックス](GUID-8E7C501B-1CCD-4D29-AE39-35B0FDD4BFD9-web.png)
適切なシンボルがパレットに存在しなかったり、見つけるのが難しい場合は、シンボル名、カテゴリ、タグ、場合によっては色によって、利用可能なすべてのスタイルからシンボルを検索できます。
適切なシンボルが見つかったら、そのまま適用するか、[シンボル選択] ダイアログ ボックスでサイズや色などの基本プロパティを直接入力して変更することができます。または、[シンボルの編集] ボタンをクリックして [シンボル プロパティ エディター] ダイアログ ボックスを開き、すべてのシンボル プロパティにアクセスすることもできます。変更されたシンボルは、現在のエレメントに適用されますが、スタイル内に格納されている元のシンボルは変更されません。カスタマイズしたシンボルを再利用したり、後でもう一度変更したり、別のユーザーと共有する予定がある場合は、これをスタイルに保存することもできます。
![[シンボル選択] ダイアログ ボックスのシンボルをスタイルに保存します。 [シンボル選択] ダイアログ ボックスのシンボルをスタイルに保存します。](GUID-809361FE-614F-4F6F-BA37-E6C8578BBDA9-web.png)
シンボルを保存するときには、まず適切な名前を付けます。カテゴリを入力することもできます。カテゴリはスタイル内でシンボルをグループ化する場合に使用します。利用可能なシンボルをカテゴリ別にグループ化するために、[シンボル選択] ダイアログ ボックスでシンボル パレットのビューを変更することができます。新しいシンボルは、自分のパーソナル スタイルに格納するか、別のスタイルを参照することができます。必要に応じて、説明タグを変更したり追加することができます。
シンボルの作成と変更
フィーチャまたはグラフィックスに適用するシンボルを選択したら、まず、ニーズに適合するようにこれらを変更することができます。自分のニーズをほとんど満たしているシンボルを見つけた場合は、[シンボル選択] ダイアログ ボックスの [現在のシンボル] ボックスで、色やサイズなどの単純なプロパティを変更できます。
![シンボルを適用する前に、[シンボル選択] ダイアログ ボックスの [現在のシンボル] ボックスでシンボルの基本的なプロパティを変更 シンボルを適用する前に、[シンボル選択] ダイアログ ボックスの [現在のシンボル] ボックスでシンボルの基本的なプロパティを変更](GUID-39FFD12F-B238-490C-81D3-8C375203081D-web.png)
シンボルを適用したり保存する前に、その他のプロパティを変更する場合は、[シンボル選択] ダイアログ ボックスの [シンボルの編集] ボタンをクリックして、[シンボル プロパティ エディター] ダイアログ ボックスを開きます。
![[シンボル プロパティ エディター] ダイアログ ボックス [シンボル プロパティ エディター] ダイアログ ボックス](GUID-C3BD62CF-5242-48BE-B07B-9CE9163C1594-web.png)
スタイル内のシンボルとエレメントの管理
[スタイル マネージャー] ダイアログ ボックスを使用して、スタイルとそのコンテンツを表示、作成、変更できます。
![[スタイル マネージャー] ダイアログ ボックス [スタイル マネージャー] ダイアログ ボックス](GUID-85EBE3D5-3444-462D-B48F-DB89A325790A-web.png)