arcpy.mapping スクリプトを使用して時間対応レイヤーとマップを操作することができます。これにより、レイヤーおよびマップに関連付けられた時間情報を使用して、マップ出力の作成の自動化、および詳細なデータ管理と解析タスクを時間をかけて実行することができます。
データ フレーム時間の操作
Python スクリプトで DataFrameTime クラスを使用して、マップの時間プロパティにアクセスして操作することができます。DataFrameTime により、タイム スライダーを使用して設定されたマップの時間プロパティの設定または変更を行うことができます。さらに、これを使って時間対応レイヤーを含むマップの出力の自動化を行うことができます。
レイヤー時間の操作
Python スクリプトで LayerTime クラスを使用して、時間対応レイヤーに関連付けられた時間情報にアクセスすることができます。フィーチャに関連付けられた時間値、データの開始時間と終了時間、時間ステップの間隔、などの時間フィールドの時間情報は、時間対応レイヤー上の時間プロパティについての情報を得るために使用できるだけでなく、詳細なデータ管理と解析タスクを時間をかけて実行するために使用することができます。さらに、いくつかの [レイヤー時間] プロパティを使用して、時間をもとに時間対応のレイヤーのデータを操作することができます。