3D フィーチャ ツールセットの概要

[3D フィーチャ] ツールセットは、三次元空間内でフィーチャを構築したり、ジオメトリック プロパティを評価するためのツールのコレクションを提供します。次の表は、このツールセットのツールをまとめたものです。

[3D フィーチャ] ツールセットのツールの概要

ツール	説明
Z 情報の追加 (Add Z Information)	Z 対応のフィーチャクラス内のフィーチャの標高プロパティに関する情報を追加します。
バッファー 3D (Buffer 3D)	ポイントまたはラインの周りに 3D のバッファーを作成し、球面または円筒のマルチパッチ フィーチャを生成します。
ディファレンス 3D (Difference 3D)	減算フィーチャクラス内にあるマルチパッチ フィーチャの囲まれたボリュームと重なり合う、ターゲット フィーチャクラス内のマルチパッチ フィーチャの部分を削除します。
クローズド マルチパッチの作成 (Enclose Multipatch)	オープン マルチパッチ フィーチャからクローズド マルチパッチ フィーチャを作成します。
属性でフィーチャを 3D に変換 (Feature To 3D By Attribute)	入力フィーチャの属性から得られる高さ値を使用して 3D フィーチャを作成します。
インサイド 3D (Inside 3D)	入力フィーチャクラスを使用して、クローズド マルチパッチの中に 3D フィーチャが含まれているかどうかを判定し、部分的または完全にマルチパッチの中にあるフィーチャを出力テーブルに記録します。
インターセクト 3D (Intersect 3D)	マルチパッチ フィーチャの交差を計算し、重複する体積部分のクローズド マルチパッチ、共通しているサーフェス エリアのオープン マルチパッチ、または交差しているエッジのラインを生成します。
3D ラインをマルチパッチでインターセクト (Intersect 3D Line With Multipatch)	3D ラインとマルチパッチ フィーチャのジオメトリの交差部分の数を返し、交差ポイントを表すオプションのフィーチャを出力するとともに、3D ラインを交差ポイントで分割します。
クローズド 3D (Is Closed 3D)	各フィーチャの空間的体積が完全に閉じられているかどうかを判定するために、マルチパッチ フィーチャを評価します。
最小バウンディング ボリューム (Minimum Bounding Volume)	一連の 3D フィーチャが占有する空間容積を表すマルチパッチ フィーチャを作成します。
最近接 3D (Near 3D)	各入力フィーチャから、1 つ以上の近接フィーチャクラス内での最近接フィーチャまでの 3 次元距離を計算します。
建物フットプリントの正規化 (Regularize Building Footprint)	ジオメトリ内にある不自然な結果を除去して、建物ポリゴンのフットプリントを正規化します。
ユニオン 3D (Union 3D)	入力フィーチャクラスから、重なり合うクローズド マルチパッチ フィーチャをマージします。
フィーチャの Z 値を更新 (Update Feature Z)	サーフェスを使用して、3D フィーチャの頂点の Z 座標を更新します。