ArcMap

マップ シリーズ レポート (Map Series Report)

Business Analyst ライセンスで利用できます。

概要

1 つの商圏の 1 つ以上のフィーチャに基づいて一連のマップを作成します。

使用法

  • ArcMap に設定されている [データ ビュー] または [レイアウト ビュー] に基づいて出力が生成されます。

  • どのレポートも、ArcMap に設定されているビューの縮尺とプロパティを継承します。

  • レポートのすべての書式設定で、ArcMap の [ファイル] → [ページ設定/印刷設定] メニューにあるページ設定/印刷設定プロパティが反映されます。

構文

arcpy.ba.MapSeriesReport(InputBoundaryLayer, All_Or_Single_Or_Selected, IDField, ReportMapSeriesHeadersAndFields, HideInactiveTAs, {ByID_Or_ByName}, {Single_Site}, {CreateReport}, {ReportTitle}, {OutputFolder}, {ExportToImages}, {ImagesFormat}, {ImagesFormatResolution}, {OutputFolderImages}, ReportMapSeriesLandscapeOrientation, {ReportFormats})
パラメーター説明データ タイプ
InputBoundaryLayer

レポートに埋め込まれる境界が格納される入力フィーチャクラス

Feature Layer
All_Or_Single_Or_Selected

1 つまたは複数のフィーチャでマップ シリーズ レポートを実行します。

  • ALL —境界レイヤー内のすべてのフィーチャでレポートを実行します。
  • SINGLE —境界レイヤー内で選択された 1 つのフィーチャでのみレポートを実行します。
String
IDField

レポートに出力される各境界の ID。これらの ID は、出力されるレポートの一番上に表示されます。

Field
ReportMapSeriesHeadersAndFields

レポートのヘッダーとして表示するフィールドを境界レイヤーで使用可能なフィールドのリストから選択します。

Value Table
HideInactiveTAs

選択したフィーチャを除いて、境界レイヤー内のどのフィーチャもレポートに表示されないようにします。

  • TRUE —選択したフィーチャを除いて、どのフィーチャもレポートに表示されないようにします。
  • FALSE —すべてのフィーチャがレポートに表示されるようにします。これがデフォルトです。
Boolean
ByID_Or_ByName
(オプション)

フィーチャの選択に使用されるフィールド

  • ID —境界 ID フィールドを使用してフィーチャを選択します。
  • Name —境界名フィールドを使用してフィーチャを選択します。
String
Single_Site
(オプション)

レポートで使用される単一のフィーチャ ID またはフィーチャ名を識別します。

String
CreateReport
(オプション)

出力レポートを作成します。

  • TRUE —マップ シリーズ レポートを作成します。これがデフォルトです。
  • FALSE —マップ シリーズ レポートを作成しません。
Boolean
ReportTitle
(オプション)

レポートのタイトルを作成します。

String
OutputFolder
(オプション)

レポートが格納される出力ディレクトリ。

Folder
ExportToImages
(オプション)

マップ シリーズ レポート内の画像を指定のフォルダーにエクスポートします。

  • TRUE —画像をフォルダーにエクスポートします。
  • FALSE —画像をフォルダーにエクスポートしません。これがデフォルトです。
Boolean
ImagesFormat
(オプション)

距離の値として使用される単位。デフォルトでは、Business Analyst の初期設定で定義された単位が選択されます。

  • JPEG
  • BMP
  • GIF
  • EMF
  • PNG
  • TIFF
String
ImagesFormatResolution
(オプション)

エクスポートされたマップ イメージごとに 1 インチあたりのドット数 (DPI) を入力します。

Double
OutputFolderImages
(オプション)

境界画像の保存先となる出力ディレクトリ

Folder
ReportMapSeriesLandscapeOrientation

[ロケーター レポート] ページの向き

  • LANDSCAPE —横向きのレポートを作成します。
  • PORTRAIT —縦向きのレポートを作成します。
String
ReportFormats
[ReportFormats,...]
(オプション)

目的のレポート出力形式を選択します。

  • Simple XML
  • PDF
  • HTML
  • CSV
  • ZIP
  • XLSX
  • Stripped XLSX
String

コードのサンプル

MapSeriesReport (マップ シリーズ レポート) の例 (スタンドアロン スクリプト)

# Name: MapSeriesReport.py
# Description: Creates a mapping report using predefined drive times.
# Author: Esri

# Import system modules
import arcview
import arcpy

arcpy.ImportToolbox(r"C:\Program Files (x86)\ArcGIS\Desktop10.8\Business Analyst\ArcToolbox\Toolboxes\Business Analyst Tools.tbx")

try:     
# Acquire extension license
  arcpy.CheckOutExtension("Business")
     
# Define input and output parameters for the Map Series Report tool

  BoundaryInput = "C:/My Output Data/Projects/Default Project/TradeAreas/DriveTime/US_Drive_Times.shp"
  Id = "ID"
  ReportName = "Map Series Report"
  ReportOut = "C:/My Output Data/Projects/Default Project/Reports/Map Series.shp"
	   	   
# Create the Map Series Report
  arcpy.MapSeriesReport_ba(BoundaryInput, ALL, "#", "#", Id, false, true, ReportName, ReportOut)
 
# Release extension license 
arcpy.CheckInExtension("Business")

環境

このツールは、ジオプロセシング環境を使用しません。

ライセンス情報

  • Basic: 次のものが必要 Business Analyst
  • Standard: 次のものが必要 Business Analyst
  • Advanced: 次のものが必要 Business Analyst

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