チャートでシンボル化 (Symbolize by Chart)

Business Analyst ライセンスで利用できます。

概要

数値フィールドに基づいてフィーチャクラスから主題図を生成し、そのマップをシンボル化したチャートとして表示します。

使用法

• チャートは、さまざまな値を一度に比較する場合に効果的です。たとえば、郵便番号を円グラフの形で表示し、各扇型が人種ごとの人口を表すように設定することができます。

• 比較的少数の地域 (多くても 20 か 30) を比較します。

• チャート内で 5 つ以下のカテゴリを使用します。

• 複数のポイント間で、違いを表すことのできるだけの十分な値があることを確認してください。

構文

arcpy.ba.SymbolizeByChart(InputFeatureLayer, ChartType, SelectedFields, {UseSelectedFeatures}, {ColorScheme})

パラメーター	説明	データ タイプ
InputFeatureLayer	入力フィーチャ レイヤー。	Feature Layer
ChartType	主題図に表示されるチャートのタイプ。 Pie Chart —選択した変数に対応するパイ チャート (円グラフ) を作成します。 Bar Chart —選択した変数に対応するバー チャート (棒グラフ) を作成します。	String
SelectedFields [SelectedField,...]	チャート内でシンボル化する属性。	Field
UseSelectedFeatures (オプション)	主題図を生成するために使用するフィーチャを定義します。 TRUE —選択されたフィーチャのみを使用 して、主題図を生成します。 FALSE —すべてのフィーチャを使用して、主題図を生成します。これがデフォルトです。	Boolean
ColorScheme (オプション)	主題図で使用する、事前に決められている配色を選択します。	String

コードのサンプル

SymbolizeByChart (チャートでシンボル化) の例 (スタンドアロン スクリプト)

# Name: SymbolizeByChart.py
# Description: Symbolizes block groups by total population and total households.
# Author: Esri

# Import system modules
import arcview
import arcpy

arcpy.ImportToolbox(r"C:\Program Files (x86)\ArcGIS\Desktop10.8\Business Analyst\ArcToolbox\Toolboxes\Business Analyst Tools.tbx")

try:
# Acquire extension license 
  arcpy.CheckOutExtension("Business") 
 
# Defines the parameters for the Symbolize by Chart tool
  InputFeatureLayer = "C:/ArcGIS/Business Analyst/US_2022/Data/Demographic Data/BlockGroups_bg.bds"
  ChartType = "Bar Chart"
  SelectedFields = "TOTPOP_CY;HHPOP_CY"
 
# Thematically symbolizes a layer by chart
  arcpy.SymbolizeByChart_ba (InputFeatureLayer, ChartType, SelectedFields)
 
# Release extension license 
arcpy.CheckInExtension("Business")

環境

このツールは、ジオプロセシング環境を使用しません。

ライセンス情報

• Basic: 次のものが必要 Business Analyst
• Standard: 次のものが必要 Business Analyst
• Advanced: 次のものが必要 Business Analyst