概要
隣接したポイント フィーチャのクラスターの周囲に、ポリゴン フィーチャを作成します。
使用法
集約距離内に 3 つ以上のポイントが含まれているクラスターの周囲に、ポリゴンを作成します。
集約されたポリゴンをそのソース ポイント フィーチャにリンクする 1 対多のリレーションシップ テーブルが、出力フィーチャクラスの名前に _Tbl を付加した名前で作成されます。このテーブルは出力フィーチャクラスと同じ場所に作成され、集約されたフィーチャの ID を格納する OUTPUT_FID と、そのソース フィーチャの ID を格納する INPUT_FID の 2 つのフィールドで構成されます。入力フィーチャまたは出力フィーチャが変更されると、リンクが切れることがあります。このテーブルを通じて、適切なジオプロセシング ツールを使用して、出力フィーチャに必要な属性をそのソース フィーチャから取得できます。
ポイントを集約すると、ポリゴンの穴、あるいは隣接するポリゴンの境界線がそれぞれ 1 つの頂点で交わる領域が生じることがあります。
構文
arcpy.cartography.AggregatePoints(in_features, out_feature_class, aggregation_distance)
パラメーター | 説明 | データ タイプ |
in_features | 隣接しているかどうか、またクラスター化されているかどうかを評価する、対象の入力ポイントフィーチャ | Feature Layer |
out_feature_class | ポイント クラスターを表すポリゴンを保持するために作成されるフィーチャクラス | Feature Class |
aggregation_distance | クラスター化されるポイント間の距離 | Linear Unit |
派生した出力
名前 | 説明 | データ タイプ |
out_table | 集約されたポリゴンをそのソース ポイント フィーチャにリンクする 1 対多のリレーションシップ テーブルが、出力フィーチャクラスの名前に _Tbl を付加した名前で作成されます。 | テーブル |
コードのサンプル
AggregatePoints (ポイントの集約) の例 1 (Python ウィンドウ)
次の Python ウィンドウ スクリプトは、[AggregatePoints] ツールをイミディエイト モードで使用する方法を示します。
import arcpy
arcpy.env.workspace = "C:/data"
arcpy.AggregatePoints_cartography("C:/data/cartography.gdb/crime/robberies",
"C:/data/cartography.gdb/crime/clustered_robberies",
"100 meters")
AggregatePoints (ポイントの集約) の例 2 (スタンドアロン スクリプト)
このスタンドアロン スクリプトは、AggregatePoints (ベクター タイル パッケージの作成) ツールの使用例を示しています。
# Name: AggregatePoints_standalone_script.py
# Description: Creates polygon features around clusters of proximate point features.
# Author: ESRI
# Import system modules
import arcpy
from arcpy import env
# Set environment settings
env.workspace = "C:/data"
# Set local variables
in_point_features = "C:/data/cartography.gdb/crime/robberies"
out_feature_class = "C:/data/cartography.gdb/crime/clustered_robberies"
aggregation_distance = "100 meters"
# Execute Aggregate Points
arcpy.AggregatePoints_cartography(in_point_features, out_feature_class, aggregation_distance)
環境
ライセンス情報
- Basic: いいえ
- Standard: いいえ
- Advanced: はい