概要
フィールド POINT_X および POINT_Y をポイント入力フィーチャに追加し、その値を計算します。入力フィーチャが Z 対応および M 対応である場合は、POINT_Z フィールドおよび POINT_M フィールドも追加されます。
図
使用法
POINT_X、POINT_Y、POINT_Z、および POINT_M のフィールドが存在する場合は、これらの値が再計算されます。
出力の POINT_X フィールドおよび POINT_Y フィールドの値は、マップ表示の座標系ではなく、データセットの座標系に基づきます。POINT_X および POINT_Y の値を強制的に入力データセットとは異なる座標系にする場合は、出力座標系環境を設定します。
[XY 座標の追加 (Add XY Coordinates)] を使用した後にポイントが移動した場合は、[XY 座標の追加 (Add XY Coordinates)] を再実行して、その POINT_X 値と POINT_Y 値 (および POINT_Z と POINT_M が存在する場合はそれらの値) を再計算する必要があります。
[投影変換 (Project)] ツールでは、POINT_X、POINT_Y、POINT_Z、POINT_M のフィールドの値は変更されません。
入力フィーチャが地理座標系の場合は、POINT_X と POINT_Y はそれぞれ経度と緯度を表します。
構文
arcpy.management.AddXY(in_features)
パラメーター | 説明 | データ タイプ |
in_features | X、Y 座標が POINT_X フィールドと POINT_Y フィールドとして追加されるポイント フィーチャ。 | Feature Layer |
派生した出力
名前 | 説明 | データ タイプ |
out_features | 更新された入力フィーチャ。 | フィーチャ レイヤー |
コードのサンプル
AddXY (XY 座標の追加) の例 1 (Python ウィンドウ)
次の Python ウィンドウ スクリプトは、イミディエイト モードで AddXY 関数を使用する方法を示しています。
import arcpy
arcpy.env.workspace = "C:/data"
arcpy.Copy_management("climate.shp", "climateXYpts.shp")
arcpy.AddXY_management("climateXYpts.shp")
AddXY (XY 座標の追加) の例 2 (スタンドアロン スクリプト)
次の Python スクリプトは、スタンドアロン スクリプトで AddXY 関数を使用する方法を示しています。
# Name: AddXY_Example2.py
# Description: Adding XY points to the climate dataset
# Import system modules
import arcpy
from arcpy import env
# Set workspace
env.workspace = "C:/data"
# Set local variables
in_data= "climate.shp"
in_features = "climateXPpts2.shp"
# Copying data to preserve original dataset
# Execute Copy
arcpy.Copy_management(in_data, in_features)
# Execute AddXY
arcpy.AddXY_management(in_features)
環境
ライセンス情報
- Basic: はい
- Standard: はい
- Advanced: はい