概要
ArcGIS でキャッシュされたレコードのリストを維持するためにエンタープライズ ジオデータベースで使用されるログ ファイル テーブルのタイプを変更します。
使用法
このツールは、IBM Db2 と IBM Informix のエンタープライズ ジオデータベースでのみ実行できます。
ジオデータベース管理者のみが、[ジオデータベース ログ ファイル テーブルの構成 (Configure Geodatabase Log File Tables)] ツールを実行できます。
構文
arcpy.management.ConfigureGeodatabaseLogFileTables(input_database, log_file_type, {log_file_pool_size}, {use_tempdb})
パラメーター | 説明 | データ タイプ |
input_database | ログ ファイル テーブルの構成を変更するエンタープライズ ジオデータベースへのデータベース接続 (*.sde ファイル)。 接続は、ジオデータベース管理者として作成する必要があります。 | Workspace |
log_file_type | ジオデータベースが使用するログ ファイル テーブルのタイプを指定します。
| String |
log_file_pool_size (オプション) | ジオデータベース管理者が所有するセッションベースのログ ファイル テーブルのプールが使用される場合、ジオデータベースが使用するプールに含まれるテーブルの数を指定します。 | Long |
use_tempdb (オプション) | このパラメーターは、ArcGIS 10.5 および ArcGIS Pro 1.4 リリース以降、適用できなくなっています。 | Boolean |
派生した出力
名前 | 説明 | データ タイプ |
out_workspace | 更新された入力ワークスペース。 | Workspace |
コードのサンプル
ConfigureGeodatabaseLogFileTables (ジオデータベース ログ ファイル テーブルの構成) の例 1 (Python ウィンドウ)
このスクリプトは、Python ウィンドウから実行して、ジオデータベース管理者のスキーマで作成されたセッションベースのログ ファイル テーブルを使用するように、ログ ファイル テーブルの構成を変更することができます。この例では、ログ ファイルのプールは 100 テーブルです。
import arcpy
input_database = "c:\\temp\\ProductionGDB.sde"
log_file_type = "SESSION_LOG_FILE"
log_file_pool_size = 100
arcpy.ConfigureGeodatabaseLogFileTables_management(
input_database, log_file_type, log_file_pool_size)
ConfigureGeodatabaseLogFileTables (ジオデータベース ログ ファイル テーブルの構成) の例 2 (スタンドアロン スクリプト)
Db2 および Informix のジオデータベースでは、デフォルトで共有ログ ファイルが使用されます。 変更したデフォルトの設定を元に戻す場合、次のスクリプトを実行します。
# Description: configure geodatabase log file tables
# Set the necessary product code
import arceditor
# Import arcpy module
import arcpy
# Local variables:
input_database = "c:\\temp\\ProductionGDB.sde"
log_file_type = "SHARED_LOG_FILE"
log_file_pool_size = 0
# Process: Update log file setting
arcpy.ConfigureGeodatabaseLogFileTables_management(
input_database, log_file_type, log_file_pool_size)
環境
ライセンス情報
- Basic: いいえ
- Standard: はい
- Advanced: はい