概要
ラスター データセットに関するメタデータ情報と説明的統計情報を取得します。
使用法
返されたプロパティは [結果] ウィンドウに表示されます。
このツールの Python の結果は、ジオプロセシング結果オブジェクトです。文字列値を取得するには、結果オブジェクトの getOutput メソッドを使用します。
構文
arcpy.management.GetRasterProperties(in_raster, {property_type}, {band_index})
パラメーター | 説明 | データ タイプ |
in_raster | 取得するプロパティを含むラスター。 | Composite Geodataset |
property_type (オプション) | 入力ラスターから取得されるプロパティ。
| String |
band_index (オプション) | プロパティを取得するバンド名を選択します。バンドを選択しない場合は、1 番目のバンドが使用されます。 | String |
派生した出力
名前 | 説明 | データ タイプ |
property | 指定されたプロパティ値を返します。 | バリアント |
コードのサンプル
GetRasterProperties (ラスター プロパティの取得) の例 1 (Python ウィンドウ)
以下は、GetRasterProperties を実行する Python のサンプルです。
import arcpy
#Get the geoprocessing result object
elevSTDResult = arcpy.GetRasterProperties_management("c:/data/elevation", "STD")
#Get the elevation standard deviation value from geoprocessing result object
elevSTD = elevSTDResult.getOutput(0)
GetRasterProperties (ラスター プロパティの取得) の例 2 (スタンドアロン スクリプト)
以下は、GetRasterProperties を実行する Python スクリプトのサンプルです。
import arcpy
#Get the geoprocessing result object
elevSTDResult = arcpy.GetRasterProperties_management("c:/data/elevation", "STD")
#Get the elevation standard deviation value from geoprocessing result object
elevSTD = elevSTDResult.getOutput(0)
環境
このツールは、ジオプロセシング環境を使用しません。
ライセンス情報
- Basic: はい
- Standard: はい
- Advanced: はい