概要
グラフ テンプレートまたは既存のグラフを使用して、グラフをビジュアルな出力として作成します。
使用法
- このツールを使用するには最初に、出力グラフを作成するためのテンプレートとして使用するグラフ (*.grf) またはグラフ テンプレート (*.tee) を作成する必要があります。この作成を行うには、(ArcMap [表示] メニューにある)グラフ ウィザードを使用します。グラフまたはグラフ テンプレートには、系列の数、関数、軸情報、タイトルなど、グラフに関するあらゆる情報が格納されています。
- 出力グラフはメモリ内のグラフです。ホスト ArcGIS アプリケーションに追加することも、あるいは [グラフの保存 (Save Graph)] ツールを使用して保存することもできます。
- [グラフの作成 (Make Graph)] は、Windows プラットフォーム上でのみ使用できます。
構文
arcpy.management.MakeGraph(in_graph_template_source, in_datasets, out_graph_name)
パラメーター | 説明 | データ タイプ |
in_graph_template_source | 入力グラフ テンプレート (*.tee) またはグラフ ファイル (*.grf)。 | Graph ; File |
in_datasets | グラフ内の個々の系列の入力データ。入力データはグラフ タイプに応じて異なります。Python でグラフ シリーズの作成に使用されるパラメーターに値を移入するには、グラフ クラスを使用するのが簡単な方法です。 | Graph Data Table |
out_graph_name | 作成されるグラフの名前。 | Graph |
コードのサンプル
MakeGraph (グラフの作成) の例 (スタンドアロン スクリプト)
既存のグラフまたはグラフ テンプレートを使用して、縦棒グラフを作成します。
# Name: MakeGraph_ExampleVerticalBar.py
# Description: Creates a graph based on an existing graph or graph template
# Author: ESRI
# Import system modules
import arcpy
from arcpy import env
# Set environment settings
env.workspace = "c:/data"
# Set local variables
graph_grf = "input_VerticalBar.grf"
# Execute MakeGraph to create a Vertical Bar graph
arcpy.MakeGraph_management(graph_grf,"SERIES=bar:vertical " + \
"DATA=c:/data.gdb/DischargeLevels " + \
"X=Hours Y=Flow LABEL=Hours SORT=ASC;" + \
"GRAPH=general TITLE=Discharge FOOTER=Station;" + \
"LEGEND=general TITLE=Discharge;" + \
"AXIS=left TITLE=Discharge;AXIS=right;" + \
"AXIS=bottom TITLE=Hours;AXIS=top",
"outgraph_Discharge")
環境
ライセンス情報
- Basic: はい
- Standard: はい
- Advanced: はい