投影情報ファイル間の比較のレベルの環境を反映するツールは、入力の投影が指定したレベルに一致する場合にのみ、実行されます。
使用上の注意
- 投影とパラメーターは類似していても、異なる方法で指定されている場合、一致しません。たとえば、UNITS METERS と UNITS 1 は同じですが、一致しません。UTM および State Plane 投影を中央子午線または中央緯線で指定した場合、ZONE オプションを使用して指定した同じ投影とは一致しません。
- PRJ ファイルをコピーする操作では、TIC および BND の操作の場合と同様に、最初の入力が出力の投影になります。
- カバレッジ ツールを実行する前に入力の投影を検証する場合は、この環境を使用します。
ダイアログの構文
- NONE - 投影情報のどのような組み合わせも、結果的に一致します。 すべての入力の投影が [UNKNOWN] でも、各入力に異なる投影が指定されていてもかまいません。これがデフォルトです。
- [PARTIAL] - 1 つ以上の投影情報ファイルを指定する必要があります。それ以外は [UNKNOWN] でよく、結果的に一致します。
- [FULL] - すべての投影情報を指定する必要があります。指定する情報は、各入力データセットの投影情報ファイルの情報と同じでなければなりません。
スクリプトの構文
arcpy.env.projectCompare = projectcompare_option
projectcompare_option | 説明 |
---|---|
NONE | 投影情報のどのような組み合わせも、結果的に一致します。すべての入力の投影が UNKNOWN でも、各入力に異なる投影が指定されていてもかまいません。これがデフォルトです。 |
PARTIAL | 1 つ以上の投影ファイルを指定する必要があります。それ以外は UNKNOWN でよく、結果的に一致します。 |
FULL | すべての投影情報を指定する必要があります。指定する情報は、各入力データセットの投影ファイルの情報と同じでなければなりません。 |
スクリプトの例
import arcpy
# Set the projectCompare environment to FULL
arcpy.env.projectCompare = "FULL"