概要
フィーチャクラスまたはレイヤー内の、日付と時間の 2 つの別々のフィールドを、日付と時間の両方を含む 1 つのフィールドに結合します。
Tracking Analyst は、1 つのフィールドに日時に関する情報を含む、時系列データを操作するように設計されています。データの日付と時間の情報が、2 つの別々のフィールドに含まれる場合、このツールは情報を結合して Tracking Analyst が識別できる新しいフィールドに追加するために使用することができます。
使用法
日時の入力フィールドには、テキストのフィールド データ タイプが必要です。
このツールによってフィーチャ レイヤーに追加される新しいフィールドにも、テキストのデータ タイプが割り当てられます。
- 日付の情報 (2006/03/09 など) だけの日付フィールドを含むシェープファイルを扱う場合、このツールを使用して時間フィールドと結合する前に、日付値をテキスト フィールドに転送する必要があります。
構文
arcpy.ta.ConcatenateDateAndTimeFields(Feature_Class, DateField, TimeField, OutputField)
| パラメーター | 説明 | データ タイプ |
Feature_Class | 入力フィーチャクラスまたはレイヤー。 | Feature Layer |
DateField | 日付値を含む入力フィーチャ レイヤー内のテキスト フィールド。 | Field |
TimeField | 時間値を含む入力フィーチャ レイヤー内のテキスト フィールド。 | Field |
OutputField | 作成されて入力フィーチャ レイヤーに追加される、新しく結合された日時フィールドの名前 | String |
コードのサンプル
ConcatenateDateAndTimeFields (日付と時間フィールドの結合) の例 (Python ウィンドウ)
このサンプルでは、「NEW_DATE_TIME」という名の新しいフィールドを作成して、「MY_DATE」フィールドと「MY_TIME」フィールドを結合するための、ツールの実行方法が示されています。
import arcpy
arcpy.CheckOutExtension("tracking")
inputGDB = "C:/arcgis/ArcTutor/Tracking Analyst/My_Geodatabase.gdb/my_feature_class"
arcpy.ConcatenateDateAndTimeFields_ta(inputGDB, "MY_DATE", "MY_TIME", "NEW_DATE_TIME")
環境
ライセンス情報
- Basic: 次のものが必要 Tracking Analyst
- Standard: 次のものが必要 Tracking Analyst
- Advanced: 次のものが必要 Tracking Analyst