Workflow Manager のライセンスで利用可能。
概要
エンタープライズ ジオデータベース接続ファイルとしてジョブ データ ワークスペースを取得します。 このツールは、モデルの [バージョンのリコンサイル (Reconcile Versions)] など、他のツールへの入力として使用する接続ファイルを取得するために、ModelBuilder でよく使用されます。
使用法
現在リポジトリに存在するジョブには [入力ジョブ ID] が必要です。
このツールは、エンタープライズ ジオデータベース接続ファイルとしてジョブのデータ ワークスペースを取得するために、モデルでよく使用されます。 たとえば、特定のジョブに加えられた編集を親バージョンにリコンサイルおよびポストするモデルを作成できます。 [ジョブ データ ワークスペースの取得 (Get Job Data Workspace)] ツールは、データ ワークスペース接続の取得に使用されますが、ジョブのバージョンは [ジョブ バージョンの取得 (Get Job Version)] ツールを使用して取得され、親バージョンは、[ジョブ親バージョンの取得 (Get Job Parent)] ツールを使用して取得されます。
このツールは、ArcGIS Desktop のフィーチャ サービス データ ワークスペースをサポートしていません。 入力ジョブにデータ ワークスペースとして設定されたフィーチャ サービス データ ワークスペースがある場合、ツールはエラーが発生して失敗します。
構文
arcpy.wmx.GetJobDataWorkspace(Input_JobID, {Input_DatabasePath}, {Input_SDEFileLocation})| パラメーター | 説明 | データ タイプ |
Input_JobID | 取得するデータ ワークスペース接続のジョブの ID。 | String |
Input_DatabasePath (オプション) | ジョブ情報を含む Workflow Manager (Classic) データベース接続ファイル。 接続ファイルを指定しない場合、プロジェクト内のデフォルトの Workflow Manager (Classic) データベースが使用されます。 | File |
Input_SDEFileLocation (オプション) | 指定したフォルダーにジョブのデータ ワークスペース接続ファイルが書き込まれます。 | Folder |
派生した出力
| 名前 | 説明 | データ タイプ |
| Output_JobDataWorkspace | エンタープライズ ジオデータベースの場合、出力はジオデータベース接続ファイルです。 | Workspace |
コードのサンプル
GetJobDataWorkspace の例 (スタンドアロン スクリプト)
指定したジョブのデータ ワークスペースを取得します。
# Import arcpy module
import arcpy
# Check out any necessary licenses
arcpy.CheckOutExtension("JTX")
# Local variables:
Input_JobID = "1"
Input_DatabasePath = "C:\\Program Files\\WMX\\Database\\wmx.jtc"
Input_SDEFileLocation = "C:\\Temp"
# Process: Get Job Data Workspace
arcpy.GetJobDataWorkspace_wmx(Input_JobID, Input_DatabasePath, Input_SDEFileLocation)
環境
このツールは、ジオプロセシング環境を使用しません。
ライセンス情報
- Basic: いいえ
- Standard: 次のものが必要 Workflow Manager
- Advanced: 次のものが必要 Workflow Manager