階層図 - コンパクトツリーレイアウトアルゴリズムのプロパティ—ヘルプ

始点ノードについて
方向オプション
リンクの表示方法パラメーター
間隔パラメーター
絶対単位チェックボックス
デフォルトに戻すボタン

[レイアウトタスク] ドロップダウンリストで [階層図 - コンパクトツリー] スケマティックレイアウトアルゴリズムを選択した状態で、[スケマティックエディター] ツールバーの [レイアウトアルゴリズムプロパティ] ボタン [レイアウトアルゴリズムプロパティ] アイコンをクリックすると、関連付けられたプロパティを示す次のようなダイアログボックスが表示されます。

[階層図 - コンパクトツリー] のプロパティタブを示した [スケマティックレイアウトアルゴリズム] ダイアログボックス

パラメーター値は、Schematics によってデフォルトで指定された値、またはアクティブなダイアグラムに関連するスケマティックダイアグラムテンプレートのデフォルトとして、[スケマティックデータセットエディター] の [レイアウト] タブを使用してこのテンプレート用に設定された値のいずれかになります。

始点ノードについて

[階層図 - コンパクトツリー] レイアウトアルゴリズムの始点が、作成されたコンパクトツリーのルートスケマティックノードになります。このルートスケマティックノードを指定するには、[始点の設定] ツール [始点の設定] アイコンを使用します。ルートノードが指定されていない場合、スケマティックノードのいずれかがルートノードであるものと自動的にみなされます。

方向オプション

[方向] オプションでは、コンパクトツリーの方向を指定します。

ルートスケマティックノードを始点としてコンパクトツリーのノードを左から右に配置するには、[左から右へ] オプションを選択します (以下の図 1.1)。アクティブなダイアグラムに関連付けられているダイアグラムテンプレートで別のオプションが指定されている場合を除き、これがデフォルトのオプションになります。
ルートスケマティックノードを始点としてコンパクトツリーのノードを右から左に配置するには、[右から左へ] オプションを選択します (以下の図 1.2)。
ルートスケマティックノードを始点としてコンパクトツリーのノードを下から上に配置するには、[下から上へ] オプションを選択します (以下の図 1.3)。
ルートスケマティックノードを始点としてコンパクトツリーのノードを上から下に配置するには、[上から下へ] オプションを選択します (以下の図 1.4)。

リンクの表示方法パラメーター

[リンクの表示方法] パラメーターでは、スケマティックリンク上に追加される頂点の位置を指定します。

スケマティックリンクの最後のセグメント上のブレークポイントの相対位置を定義する 0 ～ 1 の数値を入力します。アクティブなダイアグラムに関連付けられているダイアグラムテンプレートで別の値が指定されている場合を除き、デフォルト値は 0.5 になります。[ブレークポイント] の値が 0 の場合、このセグメントは最も長くなり、直角に表示されます。[ブレークポイント] の値が 1 の場合、このセグメントは存在しないため、各スケマティックリンクはその 2 つの端点スケマティックノードに直接接続し、中間点は追加されません。
以下の図 2.1 ～ 2.6 は、ブレークポイントの値がそれぞれ異なるコンパクトツリーレイアウトの結果を示しています。
リンクを直角に表示するには、[直交配置] チェックボックスをオンにします。デフォルトでは、このチェックボックスはオフになっています。
以下の図 2.7 ～ 2.12 は、[直交配置] チェックボックスがオンまたはオフの場合の、ブレークポイントの値が異なるスケマティックリンクの表示を示しています。

間隔パラメーター

[間隔] パラメーターでは、階層レベル間および特定の階層レベルに属するスケマティックノード間の間隔の計算方法を指定します。間隔の単位は、[絶対単位] チェックボックスによって変わります。

[指定方向に垂直なノード間隔] パラメーターでは、コンパクトツリー方向に垂直に表示されているスケマティックノード間の間隔 (同じ階層レベルに属するノード間の間隔) を指定します。
以下の図は、[指定方向に垂直なノード間隔] の指定値がそれぞれ 2 (図 3.1)、3 (図 3.2)、5 (図 3.3) の場合のコンパクトツリーの実行結果を示しています。いずれの場合も [絶対単位] チェックボックスはオフに設定されています。
[指定方向に平行なノード間隔] パラメーターでは、コンパクトツリー方向に平行に表示されているスケマティックノード間の間隔 (ある階層レベルに属するノードとその次の階層レベルに属するノード間の間隔) を指定します。
以下の図は、[絶対単位] チェックボックスがオフになっている状態で、[指定方向に平行なノード間隔] の値がそれぞれ 2 (図 3.4)、3 (図 3.5)、5 (図 3.6) に設定されている場合のコンパクトツリーの結果を示しています。

絶対単位チェックボックス

デフォルトでは、間隔パラメーターは、[スケマティックダイアグラムプロパティ] ダイアログボックスの [XY 座標系] タブで指定されている座標系によって決まる絶対単位で解釈されます ([絶対単位] チェックボックスがオンの状態)。これらのパラメーター値をダイアグラム内のスケマティックノードを表すシンボルの現在のサイズの平均を 1 とする相対単位で解釈させる場合、[絶対単位] チェックボックスをオフにします。この場合、[指定方向に平行なノード間隔] パラメーターの値を 2 にすると、ある階層レベルに属するスケマティックノードと、次の階層レベルに属するスケマティックノードとの間隔は、並べて配置された 2 つのシンボルの平均サイズと等しくなります。

デフォルトに戻すボタン

[デフォルトに戻す] ボタンをクリックすると、[階層図 - コンパクトツリー] のすべてのパラメーターがデフォルト値にリセットされます。復元される値は、Schematics によってデフォルトで指定された値、またはアクティブなダイアグラムに関連するスケマティックダイアグラムテンプレートのデフォルトとして、[スケマティックデータセットエディター] の [レイアウト] タブを使用してこのテンプレート用に設定された値のいずれかです。