大部分の組織では、参照データに関連するジオメトリと属性テーブルを定期的に更新または変更します。これは、データを最新に保つために必要な基本事項です。新しい土地区画や道路が追加されたり、道路に対して代替名を使用したり、あるロケーション名が一般的な地名になることなどがあります。領域や区域が新しくデータベースに追加されたり、以前のエラーが修正されることもあります。こうした変更すべてによって、参照データが変更されます。最新バージョンの参照データに対して住所をジオコーディングするには、ロケータ内の変更を更新するために、住所ロケータを再構築する必要があります。
住所ロケータの更新
マップ データを変更、修正、または補強するのは望ましいことですが、その変更によって住所ロケータが自動的に更新されるわけではありません。住所ロケータは参照データのスナップショットなので、いったん作成されたら、参照データからは独立したものになります。参照データの変更に伴ってロケータを更新する場合は、新しいロケータを作成するか、既存のロケータを再構築する必要があります。
住所ロケータの再構築は、ArcCatalog で、もしくは [住所ロケータの再構築] ジオプロセシング ツールを使用して実行できます。