Standard または Advancedのライセンスで利用可能。
[新規カバレッジの作成(Create Coverage)] ツールを使用して新しい空のカバレッジを作成する前に [ArcInfo ワークスペースの作成(Create ArcInfo Workspace)] ツールを実行してカバレッジ ディレクトリおよび INFO サブディレクトリを作成する必要があります。[新規カバレッジの作成(Create Coverage)] ツールによって、既知の実世界の座標を格納するために使用される 4 つの空の登録ティックが作成されます。カバレッジのティックをデジタイズして地表座標に登録するために、ArcInfo Workstation の ARCEDIT プログラムが使用されます。これらのジオプロセシング ツールを使用するには、Advanced ライセンスが必要であり、ArcInfo Workstation がインストールされている必要があります。
カバレッジに使用できる名前には制限がいくつかあります。
- 13 文字を超えてはならない
- スペースを含んではならない
- 数字で始まってはならない
- 拡張子を持たない
- すべて小文字である
新規のカバレッジは、別のカバレッジをテンプレートとして使用して作成できます。1 つ以上の入力フィーチャクラスまたはレイヤから 1 つのカバレッジを作成するには、[フィーチャクラス → カバレッジ(Feature Class To Coverage)] ツールを使用します。
データを重ねて利用する際には、マスタ カバレッジをプロジェクトの全カバレッジのテンプレートとして使用して、正しく重なり合うようにすることが重要です。そうしないと、別のカバレッジに格納されている海岸線などの共通のフィーチャが正しく配置されない場合があります。テンプレートを使用してカバレッジを新規作成すると、テンプレート カバレッジのティック ポイント、境界線、座標系の情報が新しいカバレッジにコピーされます。テンプレートを使用しない場合は、新しいカバレッジにフィーチャを追加する前に、ティックを追加しておく必要があります。境界線については、フィーチャを追加する前に設定しておく必要はありません。