新しいフィーチャが作成される編集操作を行った後に、[属性] ウィンドウへの属性の入力を求められるように設定することができます。ArcMap で他の作業を行うには、ウィンドウを閉じる必要があります。
次のような場合、この設定をオンにすると便利です。
- ジオデータベース内のフィーチャの属性値に NULL を設定できない場合や、属性値が一意である必要がある場合。ダイアログ ボックスが表示されたら、新しいフィーチャをジオデータベースに格納する前に、属性値を編集できます。これは、ArcSDE データのバージョン対応でない編集セッションで作業する場合に役立つことがあります。
- フィーチャを新規作成していて、それらの属性をただちに設定したい場合。新しいフィーチャを 1 つずつ作成していて、それらの属性またはサブタイプがわかっている場合には、特に効果的です。値を前もって決められない場合には便利です。前もって決められる場合には、フィーチャ テンプレートの一部として値を設定するとよいでしょう。
複数のフィーチャを一度にまとめて作成する場合、その度に属性を入力していたのでは効率がよくありません。たとえば、多数の新規フィーチャを作成するコマンドを使用している場合、多くのフィーチャの属性を一度に入力し、管理するのは難しいかもしれません。
- [エディター] メニューをクリックし、[オプション] をクリックします。
- [属性] タブをクリックします。
- [表示] ボックスをオンにします。
- [属性] ウィンドウをすべてのレイヤを対象として表示するか、特定のレイヤを対象として表示するかを指定します。特定のレイヤを対象として表示したい場合は、それらのレイヤをオンにします。
- [OK] をクリックします。
- スケッチを終了するか、新しいフィールドを少なくとも 1 つ作成する編集処理を実行します。[属性] ウィンドウが開きます。
- 属性値を入力します。
- [OK] をクリックします。
NULL が許可されないフィールドに NULL を設定した場合や、数値フィールドにテキストを入力した場合など、フィールド値に問題があるときはエラー メッセージが表示されます。問題を修正する機会が与えられます。
複数のフィーチャを一度に作成しており、同じ属性値を割り当てたい場合、レイヤ名をクリックして値を入力します。