統計情報およびヒストグラム関数は、ラスターの統計情報とヒストグラムを定義するために使用されます。この関数を処理テンプレートの最後に挿入して、処理の統計情報およびヒストグラムを記述できます。特に多数の関数を含む処理テンプレートを定義する場合は、処理結果のデフォルト表示を制御するために、この関数が必要となります。
統計情報は、数値の入力、またはラスター データセットや XML ファイルからのインポートにより定義できます。ヒストグラムは、ファイルのインポートのみで定義できます。
この関数には、次の 3 つのパラメーターがあります。
- 入力ラスター - 統計情報およびヒストグラム関数を必要とする入力ラスター。
- 統計情報およびヒストグラムの定義 - 各バンドの統計値を設定します。ヒストグラム列は読み取り専用のフィールドで、インポート パラメーターを使用して設定できます。ヒストグラム ファイルをインポートする場合は、ヒストグラムの列が定義済みとしてマークされます。
- 統計情報およびヒストグラムをファイルからインポート - 統計情報とヒストグラムの情報を、既存のラスターまたは XML ファイルからインポートします。
統計情報およびヒストグラム
この関数を最初に挿入する際に、バンド インデックスのリストはデフォルトで入力ラスターに基づいて設定されます。この関数を関数テンプレートから挿入するときに入力ラスターが不明な場合は、ラスター関数テンプレート (RFT) のバンド数がデフォルト設定として使用されます。
最小、最大、平均、および標準偏差をテーブルで定義します。または、統計情報をラスター データセット、モザイク データセット、または XML ファイル (*.stat.xml) からインポートすることもできます。