パスからカメラまたはマップ ビュー トラックを作成することができます。パスは選択したライン フィーチャまたはグラフィックスによって定義され、その目的は選択内容に従って動きを制御することです。カメラまたはマップ ビュー トラックは、カメラまたはビューを選択したパスに沿って移動することにより作成されます。
ArcScene と ArcGlobe
ArcScene と ArcGlobe では、カメラはカメラ トラックによって制御されます。カメラの方向は、2 つの 3D ポイント(観測点と目標点)によって定義することができます。[フライバイ] ダイアログ ボックスの [移動対象] オプションを使用して、カメラの移動方向を変更します。パスに沿ってカメラを移動するオプションは 3 つあります。
パスに沿って観測点と目標点を移動(フライバイ)します。
このオプションを設定すると、カメラはパスに沿って移動し、同じパス上の前方位置を基準に方向が設定されます。
パスに沿って観測点を移動します。
このオプションを設定すると、カメラはパスに沿って移動しながら目標点を向きます。
パスに沿って目標点を移動します。このオプションを設定すると、目標点をパスに沿って移動する間、カメラを目標点に向けることができます。
ArcMap
ArcMap では、ビューはマップ ビュー トラックによって制御されます。ArcMap では、パスに沿ってビューを移動するための移動対象オプションとして、パスに沿って観測点と目標点の両方を移動するオプションが 1 つあります。ArcMap では、観測点と目標点は同じであり、ビューの中心に位置するポイントを参照します。このオプションを設定すると、ビューの中心がパスに沿って移動し、縮尺が一定に保たれます。