オブジェクトとカメラまたはビューが移動するパスを作成する方法はさまざまです。
風景にドレープされた道路などの既存のライン フィーチャをパスとして使用することができます。特定の線分を選択すると、[アニメーション] ツールバーの [パスに沿ってレイヤを移動] オプションと [パスからフライバイを作成] オプションが有効になります。
軌道に沿って進む飛行機のように、オブジェクトが 3D パスに沿って進むようにしたい場合は、ArcScene の編集ツールを使用して 3D ライン フィーチャを作成できます。
風景の上を一定の高さで飛行する飛行機など、進行先のサーフェスを考慮せずに直線沿いにオブジェクトを移動したい場合は、ArcMap の編集ツールを使用して 2D ライン フィーチャを作成した後、ラインにオフセットを適用して、ディスプレイの他のレイヤに覆い隠されないようにします。
ライン フィーチャの Z 値を指定したい場合は、パスとして使用するための 3D フィーチャを作成することができます。
ArcScene の [3D グラフィックス] ツールバーを使用して、3D ライン グラフィックスを作成することができます。これらのグラフィックスは、すでにビューに含まれているオブジェクトに基づいて描画されます。ツールバーを使用して、レイヤを移動するためのパス、またはカメラ フライバイを作成するためのパスとして使用するラインをデジタイズすることができます。アニメーションの再生時にサーフェスに覆い隠されないようにするには、ライン グラフィックスにオフセットを適用する必要があります。
ArcMap の [図形描画] ツールバーを使用し、パスとして使用するライン グラフィックスを作成することができます。マップに追加したグラフィックスでは、移動、サイズ変更、色またはシンボルの変更などが可能です。