作成したアニメーションは、連続するイメージのコレクションとしてエクスポートできます。連続するイメージは、Windows Bitmap(*.bmp)または JPEG(*.jpg)で作成できる一連のアニメーション スチールを表します。これは、アニメーションを分解して、紙芝居のような一連の個別イメージを生成するものと考えることができます。
この出力は、[ラスタ → ビデオ] ツールを使用してビデオ(AVI または QuickTime 形式)を作成するための入力フレームとして使用できます。また、サードパーティのビデオ作成ソフトウェアで他の(ArcGIS でサポートされていない)ビデオ形式への出力イメージを使用することができます。エクスポートした連続イメージは、ビデオとして処理する前に編集できます。たとえば、イメージにタイトルやキャプションを追加することが可能です。
エクスポートする際は、ファイルの命名規則や、1 秒あたりのイメージ数などを設定できます。
次の手順で、連続するイメージとしてアニメーションをエクスポートできます。
- [アニメーション] ドロップダウン リストをクリックして、[アニメーションのエクスポート] をクリックします。
- [アニメーションをエクスポート] ダイアログ ボックスで、[ファイルの種類] を [Sequential Images] に設定します。
- イメージを保存する場所を選択します。
- イメージを出力するフォルダ名を選択するか、新規に入力します。
- 必要に応じて、[オプション] をクリックして、アプリケーション ウィンドウ全体のエクスポートや、カスタム解像度イメージのエクスポートなどのプロパティを設定します。[OK] をクリックします。
ArcMap からアニメーションをエクスポートするときに、エクスポートする連続イメージとともに、(ArcGlobe で使用する)ArcGIS ビデオ レイヤをエクスポートすることができます。そのためには、[エクスポート オプション] ダイアログ ボックスの [ArcGIS ビデオ レイヤを作成] をオンにします。
- [エクスポート] をクリックします。
- [連続イメージ エクスポート オプション] で、[ファイル名の接頭辞]、[イメージ タイプ](BMP、JPEG)、および [イメージ数/秒] を設定します。
ファイル名の接頭辞-イメージの接頭辞は、出力する連続イメージにわかりやすい名前を付けるために使用します。たとえば、画像の接頭辞が「Image」の場合、連続画像の名前は Image_1、Image_2... Image_n になります(n は出力する連続画像の総数)。
イメージ数/秒-アニメーションの再生時間の 1 秒につき出力されるイメージの数です。たとえば、再生時間が 10 秒のアニメーションをイメージ数/秒 = 10 で連続イメージに出力する場合、合計 100 の連続イメージがディスクに書き出されます。
- [OK] をクリックします。
連続イメージが指定したフォルダにエクスポートされます。