サマリ
1 つ以上のテーブルを出力ジオデータベース内のジオデータベース テーブルに変換します。入力テーブルとして、dBASE テーブル、INFO テーブル、VPF テーブル、OLE DB テーブル、ジオデータベース テーブル、またはテーブル ビューのいずれかを指定できます。
使用法
出力ジオデータベース テーブルの名前は、入力テーブルの名前に基づいて付けられます。出力名を制御し、追加の変換オプションを設定するには、[テーブル → テーブル (Table to Table)] ツールを使用します。
テーブルをジオデータベース テーブルに変換するには、[行のコピー (Copy Rows)] ツールおよび [テーブル → テーブル (Table to Table)] ツールを使用する方法もあります。
出力テーブルが出力ジオデータベース内にすでに存在している場合は、名前の重複を回避するために、「OutputTable_1」のように名前の末尾に番号が付加されます。
構文
TableToGeodatabase_conversion (Input_Table, Output_Geodatabase)
| パラメータ | 説明 | データ タイプ |
Input_Table [Input_Table,...] | ジオデータベース テーブルに変換されるテーブルのリスト。入力テーブルとして、INFO テーブル、dBASE テーブル、OLE DB テーブル、ジオデータベース テーブル、またはテーブル ビューのいずれかを指定できます。 | Table View |
Output_Geodatabase | テーブルの格納先となる関連先ジオデータベース | Workspace |
コードのサンプル
TableToGeodatabase (テーブル → ジオデータベース) (マルチプル) の例 1 (Python ウィンドウ)
次の Python ウィンドウ スクリプトは、TableToGeodatabase (テーブル → ジオデータベース) (マルチプル) ツールをイミディエイト モードで使用する方法を、例を挙げて示したものです。
import arcpy
arcpy.env.workspace = "C:/data"
arcpy.TableToGeodatabase_conversion(["accident.dbf", "vegtable.dbf"], "C:/output/output.gdb")
TableToGeodatabase (テーブル → ジオデータベース) (マルチプル) の例 2 (スタンドアロン Python スクリプト)
次のスタンドアロン スクリプトは、TableToGeodatabase (テーブル → ジオデータベース) (マルチプル) ツールの使用方法を示しています。
# Name: TableToGeodatabase_Example2.py
# Description: Use TableToDBASE to copy tables to geodatabase format
# Import system modules
import arcpy
# Set environment settings
arcpy.env.workspace = "C:/data"
# Make list of all tables in workspace
tables = arcpy.ListTables()
# list of tables should be similar to this: ["accident.dbf", "vegtable.dbf"]
# Set local variables
outLocation = "C:/output/output.gdb"
# Execute TableToGeodatabase
print("Importing tables to gdb: " + outLocation)
arcpy.TableToGeodatabase_conversion(tables, outLocation)
環境
ライセンス情報
- ArcGIS for Desktop Basic: ○
- ArcGIS for Desktop Standard: ○
- ArcGIS for Desktop Advanced: ○