サマリ
モザイク データセットを移動またはコピーした場合に、ソース画像のパスをリセットします。
使用法
ファイル パスの場所を変更するには、その場所がわかっていなければなりません。オリジナル パス名を検索するには、[モザイク データセット パスのエクスポート (Export Mosaic Dataset Paths)] ツールを使用します。
すべてのパスを変更対象とする場合、オリジナル パスとしてアスタリスク (*) を入力すると便利です。
データベースの断片化や頻繁なデータ操作によって、モザイク データセットのサイズが急激に増加する場合があります。定常的なトランザクションによってデータベースのサイズが増加した場合は、[最適化 (Compact)] ツールを実行してください。
構文
RepairMosaicDatasetPaths_management (in_mosaic_dataset, paths_list, {where_clause})
パラメータ | 説明 | データ タイプ |
in_mosaic_dataset | パスが壊れているモザイク データセット。 | Mosaic Layer |
paths_list [[original_path, {new_path}],...] | 再マッピングするパスのリスト。モザイク データセットに格納されている現在のパスと、変更後のパスが含まれます。すべてのパスを変更対象とする場合、オリジナル パスとしてアスタリスク (*) を入力すると便利です。 | Value Table |
where_clause (オプション) | 修正したパスを、モザイク データセット内で選択されたラスターに限定する SQL 式。 | SQL Expression |
コードのサンプル
RepairMosaicDatasetPaths (モザイク データセット パスの修正) の例 1 (Python ウィンドウ)
以下は、RepairMosaicDatasetPaths (モザイク データセット パスの修正) を実行する Python サンプルです。
import arcpy
arcpy.RepairMosaicDatasetPaths_management(
"C:/Workspace/repairmd.gdb/md",
"\\\\server1\\md\\fgdb.gdb\\md c:\\storage\\md\\mdgdb.gdb\\md",
"#")
RepairMosaicDatasetPaths (モザイク データセット パスの修正) の例 2 (スタンドアロン スクリプト)
以下は、RepairMosaicDatasetPaths (モザイク データセット パスの修正) を実行する Python スクリプト サンプルです。
#Repair mosaic dataset paths
import arcpy
arcpy.env.workspace = "C:/Workspace"
mdname = "repairmd.gdb/md"
paths = "e:/temp/data c:/storage/mddata/e;d:/temp/data c:/storage/mddata/d"
query = "#"
arcpy.RepairMosaicDatasetPaths_management(mdname, paths, query)
環境
このツールはジオプロセシング環境を使用していません
ライセンス情報
- ArcGIS for Desktop Basic: ×
- ArcGIS for Desktop Standard: ○
- ArcGIS for Desktop Advanced: ○