サマリ
テキストの属性フィールドを使って入力アノテーション フィーチャクラスを更新し、オプションでフィーチャクラスの各フィーチャにおける各新規フィールドの値を設定します。
使用法
属性フィールドを設定するオプションがオフになっている場合は、このツールをバージョン対応フィーチャクラスに実行できます。この場合、フィーチャクラスのスキーマは更新されますが、新しいアノテーション フィールドは設定されません。フィーチャの属性値は、フィールドを編集するまで空のままとなります。
このツールはフィーチャクラスのスキーマを更新し、オプションで、フィーチャクラス内の各アノテーション フィーチャを更新します。スキーマの更新により、フィーチャクラスにフィールド (太字、斜体、テキストなど) が追加され、シンボル コレクション内に必ずシンボルが含まれるようになります。シンボル コレクションにシンボルがないと、アノテーション フィーチャを作成する際の改善された機能を使用できません。
属性フィールドの設定は、各フィーチャの更新が必要となる、負荷のかかる処理です。このオプションをオフにすると、フィールドは追加されますが、値は設定されません。更新時にフィールドに値が設定されていない場合、フィーチャが編集されるまで空白のままになります。
構文
UpdateAnnotation_management (in_features, {update_values})
パラメータ | 説明 | データ タイプ |
in_features | 新しいフィールドを追加する、入力アノテーション フィーチャクラス。 | Feature Layer |
update_values (オプション) | フィーチャクラスの各フィーチャの各新規フィールドに、値が設定されます。
| Boolean |
コードのサンプル
UpdateAnnotation (アノテーション フィーチャクラスの更新) の例 (Python ウィンドウ)
次の Python ウィンドウ スクリプトは、UpdateAnnotation (アノテーション フィーチャクラスの更新) ツールをイミディエイト モードで使用する方法を、例を挙げて示したものです。
import arcpy
arcpy.env.workspace = "C:/data/Ontario.mdb"
arcpy.UpdateAnnotation_management("ProvParks_anno", "POPULATE")
UpdateAnnotation (アノテーション フィーチャクラスの更新) の例 (スタンドアロン Python スクリプト)
次のスタンドアロン スクリプトは、UpdateAnnotation (アノテーション フィーチャクラスの更新) ツールの使用方法を示しています。
# Name: UpdateAnnotation_Example.py
# Description: Use UpdateAnnotation to update ArcGIS 8.3 annotation feature classes
# to ArcGIS 9.0
# import system modules
import arcpy
import os
# Set environment settings
# User input geodatabase location - eg. C:/data/anno83.mdb
arcpy.env.workspace = input('Annotation data location: ')
# Create list of annotation feature classes within the geodatabase
fcList = arcpy.ListFeatureClasses("", "ANNOTATION")
# Loop through the feature classes and update
for fc in fcList:
try:
# Process: Update the annotation feature classes
print("Updating " + fc + "...")
arcpy.UpdateAnnotation_management(fc, "POPULATE")
except:
# If an error occurred while running a tool print the messages
print(arcpy.GetMessages())
print("Update of annotation feature classes in " + env.workspace + " complete")
環境
ライセンス情報
- ArcGIS for Desktop Basic: ○
- ArcGIS for Desktop Standard: ○
- ArcGIS for Desktop Advanced: ○