ラスター データセットにラスター カタログをエクスポートする場合は、ラスター カタログ内の多数のデータセットから、1 つのラスター データセットを作成します。多数のラスター データセットをマージするプロセスは、モザイクと呼ばれます。ラスター カタログからエクスポートする場合は、ラスター カタログ全体のモザイクまたは選択したラスター カタログ アイテムのみのモザイクを選択することができます。
- 必要に応じて、[選択] ツール を使用するか、[選択] メニューからクエリを使用して、エクスポートしたいラスター カタログからレコードを選択します。
- ArcMap の [コンテンツ] ウィンドウで、ラスター カタログを右クリックし、[データ] をポイントして [ラスター カタログのモザイク] をクリックします。
- 選択を完了すると、[選択ラスターを使用] チェックボックスがオンになります。ラスター カタログ内のすべてのラスターを含める場合は、これをオフにすることができます。
- [レイヤー プロパティ] ダイアログ ボックスの [カラー補正] タブでカラー補正方法を設定すると、[プロパティ ページのカラー補正設定を適用] チェックボックスがオンになります。このカラー補正設定をモザイクされたラスター データセットに適用したくない場合は、これをオフにすることができます。
- 必要に応じて、モザイク オペレーター、カラーマップ モード、並べ替え方法、および昇順オプションを変更して [モザイク プロパティ] を変更します。
[カラーマップ モード] は、カラーマップを持つラスター カタログ アイテムがある場合にのみ適用されます。
- エクスポート時に使用する範囲の適切なラジオ ボタンを選択します。
- [現在のデータ フレーム] オプションは、現在のデータ フレームにあるラスター データセットの部分のみエクスポートします。
- [モザイクされたラスター データセット] オプションは、入力ラスター データセットの範囲全体をエクスポートします。
- [選択グラフィックスでクリップ] は、画面で選択されているグラフィックスに基づいてラスター データセットをクリップし、エクスポートします。このオプションは、グラフィックス内部のデータを保持します。あるいは、[内側をクリップ] オプションをオンにしてグラフィックス内のデータを削除し、残りのデータを保持することもできます。
- 必要に応じて、使用する空間参照を選択します。
- 必要に応じて、出力のセル サイズを入力します。
- 必要に応じて、NoData 値を入力します。
- 必要に応じて、[ピクセル タイプ] ドロップダウン矢印をクリックして、別のピクセル タイプを選択します。
- [場所] 参照ボタン をクリックし、エクスポートを保存する適切な場所を選択します。
- JPEG または JPEG 2000 形式を選択した場合は、圧縮品質 (1 ~ 100) を設定する必要があります。
圧縮品質の有効な値は 1 ~ 100 です。これには、ジオデータベース内でラスター データセットを JPEG または JPEG 2000 圧縮に保存している場合も含まれます。
- 出力モザイク データの名前を入力します。
- [OK] をクリックして、ラスター カタログをモザイクされたラスター データセットにエクスポートします。