Spatial Analyst のライセンスで利用可能。
サマリー
属性テーブルのフィールドを更新して、グランドトゥルース ポイントと分類済み画像を比較します。また、精度評価に使用するポイントのセットを更新して、分類スキームまたはグランドトゥルース データの変更内容を反映させることもできます。
精度評価は既知のポイントを使用して、分類モデルの有効性を評価します。
使用法
精度評価ポイントを表すフィーチャクラスの属性テーブルを更新します。[精度評価ポイントの作成 (Create Accuracy Assessment Points)] ツールを使用してフィーチャクラスを作成した場合、[GROUND_TRUTH] と [CLASSIFIED]のフィールドが作成されます。このツールは、グランドトゥルース データから開始して分類済み出力を比較したり、分類済み出力から開始してグランドトゥルース データを比較したりできます。
これら 2 つのフィールドは、[混同行列の計算 (Compute Confusion Matrix)] ジオプロセシング ツールを使用して比較されます。
また、追加の入力ラスターまたはフィーチャクラスからのデータを使用して、一連のポイントを更新することもできます。
一連のポイントを変更または識別する場合、[GROUND_TRUTH] フィールドを手動で更新できます。
構文
UpdateAccuracyAssessmentPoints (in_class_data, in_points, out_points, {target_field})
パラメーター | 説明 | データ タイプ |
in_class_data | 入力分類画像または、ラスターまたはフィーチャクラス形式のその他の主題 GIS データ。 典型的なデータは、分類画像 (シングル バンド、整数データ タイプ)、または ArcMap 画像分類ツールバーのトレーニング ポリゴン出力です。 ポリゴンを入力として使用している場合、トレーニング サンプルとして使用されていないポリゴンのみを使用します。シェープファイルまたはフィーチャクラス形式の GIS 土地被覆データも使用できます。 | Raster Layer | Feature Layer |
in_points | 更新する精度評価ポイントを提供するフィーチャクラス。 この入力にあるすべてのポイントは更新される出力フィーチャクラスにコピーされ、入力ラスターまたはフィーチャクラスのデータから target_field が更新されます。 | Feature Layer |
out_points | 精度評価のために更新されたランダム ポイント フィールドを含む出力ポイント フィーチャクラス ファイル。 | Feature Class |
target_field (オプション) | CLASSIFIED と GROUND_TRUTH の 2 つのオプションがあります。分類済み画像の精度を評価する場合は、[CLASSIFIED] を選択します。入力が、トレーニング ポリゴン シェープファイルやフィーチャクラスなど、グランドトゥルース データや参照データと見なされる場合は、[GROUND_TRUTH] を選択します。
| String |
コードのサンプル
UpdateAccuracyAssessment (精度評価ポイントの更新) の例 1 (スタンドアロン スクリプト)
この例では、精度評価に使用されるポイントを更新します。
import arcpy
from arcpy.sa import *
arcpy.gp.UpdateAccuracyAssessmentPoints("aapnt1.shp", "grndtru.tif", "aapnt2.shp", "GROUND_TRUTH")
環境
ライセンス情報
- ArcGIS Desktop Basic: 次のものが必要 Spatial Analyst
- ArcGIS Desktop Standard: 次のものが必要 Spatial Analyst
- ArcGIS Desktop Advanced: 次のものが必要 Spatial Analyst