履歴管理ビューは、履歴管理を有効にしたバージョン非対応のテーブルまたはフィーチャクラス (まとめて、「データセット」と呼びます) で定義されたデータベースのビューおよびトリガーです。履歴管理ビューは、履歴管理でデータセットを有効にするとき、または履歴管理が有効なバージョン非対応のデータセットで SQL アクセスを有効にするときに作成されます。
履歴管理ビューは、基になる履歴管理が有効なバージョン非対応のデータセットに対して、挿入、更新、および削除操作を実行するために使用されます。SQL を使用して履歴管理ビューを編集するときに、データセットの変更を追跡するシステム フィールド (ObjectID の値) が自動的に更新されます。
履歴管理ビューは globalID または GUID の値を自動的に更新しません。テーブルに globalID または GUID フィールドが含まれている場合は、Next_GlobalID を使用してこのフィールドに値を挿入します。
クエリの実行時に、履歴管理ビューは基になるデータセットの現在の状態を返します。したがって、SQL を使用して履歴管理が有効化されたレコードにアクセスする場合は、代わりに直接テーブルにクエリを実行します。