3D Analyst のライセンスで利用可能。
サマリー
最小曲率のスプライン手法により、バリアを使用してポイントからラスター サーフェスを内挿します。バリアは、ポリゴンまたはポリライン フィーチャとして入力します。
使用法
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このツールを使用するには、Java Runtime Environment Version 6 以上をインストールする必要があります。Java Runtime Environment は、http://www.java.com/en/download から無償でダウンロードできます。
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結果のサーフェスの滑らかさは、入力バリア フィーチャによって制限されます。
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入力データセットには X、Y 座標が同じである位置に複数のポイントが存在することがあります。共通の位置にあるポイントの値が同じである場合、それは重複とみなされて出力には影響しません。値が異なる場合は、一致ポイントと見なされます。
このデータ条件の処理方法は各種内挿ツールによって異なることがあります。たとえば、最初に遭遇した一致ポイントが計算に使用されることも、最後に遭遇した一致ポイントが計算に使用されることもあります。そのため、出力ラスター内のある位置に予想とは異なる値が出力される可能性があります。対策としては、このような一致ポイントを削除したデータを用意しておくことです。[Spatial Statistics] ツールボックスの [イベントの集計 (Collect Events)] ツールは、データ内の一致ポイントを特定するのに役立ちます。
[入力バリア設定を含むスプライン (Spline with Barriers)] ツールでは、デフォルトで一致するポイントのセットごとの値が平均されます。
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セル サイズに 0 を入力すると、実際に使用されるセル サイズは、空間参照の入力ポイント フィーチャの範囲を 250 に分割したときの幅または高さよりも短くなります。
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バリア フィーチャはラスター化され、セルの中心を使用して、セルがポリゴン内にあるか、またはセルがポリライン フィーチャのバリアになるかが決定されます。
構文
SplineWithBarriers_3d (Input_point_features, Z_value_field, {Input_barrier_features}, {Output_cell_size}, Output_raster, {Smoothing_Factor})
パラメーター | 説明 | データ タイプ |
Input_point_features in_point_features | サーフェス ラスターとして内挿する Z 値を含む入力ポイント フィーチャ。 | Feature Layer |
Z_value_field | 各ポイントの高さまたは大きさの値を保持するフィールド。 これは数値フィールドまたは、入力ポイント フィーチャが Z 値を含む場合は Shape フィールドです。 | Field |
Input_barrier_features (オプション) | 内挿を制限するオプションの入力バリア フィーチャ。 | Feature Layer |
Output_cell_size cell_size (オプション) | 作成する出力ラスターのセル サイズ。 0 を入力した場合は、入力空間参照の入力ポイント フィーチャの範囲を 250 に分割したときの幅または高さよりも短い値が、セル サイズとして使用されます。 | Analysis Cell Size |
Output_raster | 内挿された出力サーフェス ラスター。 常に浮動小数点ラスターです。 | Raster Dataset |
Smoothing_Factor (オプション) | 出力サーフェスのスムージングに影響するパラメーター。 値が 0 の場合は、スムージングが適用されません。係数が 1 の場合は、適用されるスムージングの量が最大となります。 デフォルトは 0.0 です。 | Double |
コードのサンプル
SplineWithBarriers (入力バリア設定を含むスプライン) の例 1 (Python ウィンドウ)
この例では、ポイント シェープファイルを入力として、内挿したサーフェスを TIFF ラスターとして出力します。
import arcpy
from arcpy import env
env.workspace = "C:/data"
arcpy.SplineWithBarriers_3d("ozone_pts.shp", "ozone", "ozone_barrier.shp",
2000, "C:/output/splinebarrierout.tif")
SplineWithBarriers (入力バリア設定を含むスプライン) の例 2 (スタンドアロン スクリプト)
この例では、ポイント シェープファイルを入力として、内挿したサーフェスを GRID ラスターとして出力します。
# Name: SplineWithBarriers_3d_Ex_02.py
# Description: Interpolate a series of point features onto a
# rectangular raster, using optional barriers, using a
# minimum curvature spline technique.
# Requirements: Spatial Analyst Extension and Java Runtime Environment Version 5.0, or higher.
# Import system modules
import arcpy
from arcpy import env
# Set environment settings
env.workspace = "C:/data"
# Set local variables
inPointFeatures = "ca_ozone_pts.shp"
zField = "ozone"
inBarrierFeature = "ca_ozone_barrier.shp"
cellSize = 2000.0
outRaster = "C:/output/splinebout"
# Check out the ArcGIS 3D Analyst extension license
arcpy.CheckOutExtension("3D")
# Execute Spline with Barriers
arcpy.SplineWithBarriers_3d(inPntFeat, zField, inBarrierFeature,
cellSize, outRaster)
環境
ライセンス情報
- ArcGIS Desktop Basic: 次のものが必要 3D Analyst または Spatial Analyst
- ArcGIS Desktop Standard: 次のものが必要 3D Analyst または Spatial Analyst
- ArcGIS Desktop Advanced: 次のものが必要 3D Analyst または Spatial Analyst