Spatial Analyst のライセンスで利用可能。
サマリー
セグメンテーション プロセス中にタイルの境界線によって分断されたセグメントをつなぎ合わせます。
セグメンテーションなど、地域的な計算によっては、タイル境界の近くで不整合が発生する場合があります。このツールは、まず画像を複数のタイルに分割し、各タイルを処理してから、すべてのタイルをマージし直します。
この処理ステップは [セグメント平均シフト (Segment Mean Shift)] ツールにすでに含まれているため、そのツールから作成されなかったセグメント画像にのみこのツールを使用する必要があります。
使用法
このツールは、[ラスター関数からラスターを生成 (Generate Raster from Raster Function)] ジオプロセシング ツールとともに使用することができます。これは、セグメンテーション ラスター関数を並列処理環境で使用して、出力をディスクに書き込むことができます。
構文
RemoveRasterSegmentTilingArtifacts (in_segmented_raster, {tileSizeX}, {tileSizeY})
パラメーター | 説明 | データ タイプ |
in_segmented_raster | 削除するタイル アーティファクトがあるセグメント ラスターを選択します。 | Raster Dataset; Mosaic Dataset, Raster Layer; Mosaic Layer; Image Service; String |
tileSizeX (オプション) | [セグメント平均シフト (Segment Mean Shift)] からのタイル幅を指定します。空白のままにした場合、デフォルトは 512 ピクセルです。 | Long |
tileSizeY (オプション) | [セグメント平均シフト (Segment Mean Shift)] からのタイルの高さを指定します。空白のままにした場合、デフォルトは 512 ピクセルです。 | Long |
戻り値
名前 | 説明 | データ タイプ |
out_raster_dataset | タイル アーティファクトを削除するセグメント ラスターのパスと名前。 | Raster |
コードのサンプル
RemoveRasterSegmentTilingArtifacts (ラスター セグメントのタイル アーティファクトの削除) の例 1 (Python ウィンドウ)
この例は、ラスターのタイル セグメントを削除します。
import arcpy
from arcpy.sa import *
refined_seg_raster = arcpy.sa.RemoveRasterSegmentTilingArtifacts("C:/test/segmented_raster.tif","512","512")
refined_seg_raster.save("C:/test/refined_segmented_raster.tif")
RemoveRasterSegmentTilingArtifacts (ラスター セグメントのタイル アーティファクトの削除) の例 2 (スタンドアロン スクリプト)
この例は、ラスターのタイル セグメントを削除します。
# Import system modules
import arcpy
from arcpy.sa import *
# Set local variables
inRaster = "C:/test/segmented_raster.tif"
tile_width = "512"
tile_height = "512"
# Check out the ArcGIS Spatial Analyst extension license
arcpy.CheckOutExtension("Spatial")
# Execute
refined_seg_raster = arcpy.sa.RemoveRasterSegmentTilingArtifacts(inRaster, tile_width, tile_height)
# Save the output
refined_seg_raster.save("C:/test/refined_segmented_raster.tif")
環境
ライセンス情報
- ArcGIS Desktop Basic: 次のものが必要 Spatial Analyst
- ArcGIS Desktop Standard: 次のものが必要 Spatial Analyst
- ArcGIS Desktop Advanced: 次のものが必要 Spatial Analyst