データ ドリブン ぺージでは、1 つのレイアウトを使用して複数のマップ範囲を反復処理することで、複数の出力ページを生成できます。マップ範囲は「タイル」、「セクション」、または「対象エリア (AOI) 」とも呼ばれ、レイヤーのフィーチャによって定義されます。マップ範囲を定義するレイヤーを「インデックス レイヤー」といいます。どのフィーチャ レイヤーでもインデックス レイヤーの役割を果たせます。
[データ ドリブン ページ] ツールバーを使用して、ページをナビゲートしたり、表示したいページに直接移動したりできます。データ ドリブン ページをナビゲートする方法はいくつかあります。
- インデックス レイヤー属性テーブルを使用してすべてのページを表示し、選択したページへ移動します。
- [データ ドリブン ページ] ツールバーの矢印を使用して、ページ間を前後に移動します。
- [データ ドリブン ページ] ツールバー上のテキスト ボックスを使用して、表示するページ名またはページ インデックス番号を入力します。
インデックス レイヤー属性テーブルの使用
インデックス レイヤーのフィーチャによってページが特定されるので、インデックス レイヤーの属性テーブルを使用し、行のショートカット メニューにある [ページへ進む] コマンドで、ページをナビゲートすることができます。
ナビゲーションが容易になるように、テーブル ウィンドウを構成します。たとえば、不要なフィールドを非表示にしたり、ページ名フィールドをテーブルの左端に移動したりすることができます。
テーブル ウィンドウを使用して特定のページへ移動する方法
- [データ ドリブン ページ] ツールバーの [属性テーブルを開く] ボタンをクリックします。
テーブル ウィンドウが開き、インデックス レイヤーのレコードが表示されます。テーブルの各レコードは、個別のページを表します。
- テーブル ウィンドウで、表示するレコード (ページ) の左側にあるグレーのセル (行ボタン) を右クリックします。
- 行のショートカット メニューから [ページへ進む] をクリックします。
データ ドリブン ページ ツールバーの矢印の使用
[データ ドリブン ページ] ツールバーの矢印を使用して、[データ ドリブン ページ] のページ間を移動することができます。ページ間を前後に移動するためのオプションを使用できます。また、シリーズの最初のページまたは最後のページに進むこともできます。
- 最初のページ
- 前のページ
- 次のページ
- 最後のページ
データ ドリブン ページ ツールバーのテキスト ボックスの使用
データ ドリブン ページをナビゲートするもう 1 つの方法は、表示したい特定のページに直接移動することです。これを行うには、ツールバーのテキスト ボックスを使用します。このテキスト ボックスには、現在表示しているページのページ名またはページ インデックスが表示されます。
ページ名は、[データ ドリブン ページの設定] ダイアログ ボックスの [名前フィールド] から取り込まれます。ページ インデックスは、[データ ドリブン ページの設定] ダイアログ ボックスの [ソート フィールド] で指定したデータ ドリブン ページの並べ替えロジックによって決定されます。ページ インデックスはページ番号とは異なりますが、同じ番号であることはよくあります。インデックスは常に 1 から始まり、作成されるページ数を示す数字で終わります。ページ番号は、そうであるとは限りません。ページ番号は 1 より大きい値で始まることがあります。複数ページで構成されるドキュメントで、最初のマップ (最初のデータ ドリブン ページと同様) を 4 ページ目から開始する場合は、データ ドリブン ページ シリーズの開始ページ番号を「4」に設定します。その場合も、インデックスは 1 から始まります。
ドロップダウン メニューをクリックし、[名前の表示] をクリックしてページの名前を表示するか、[ページの表示] をクリックしてページのシリーズ内のインデックス (つまり、3/17) を表示します。
名前を使用した特定のページへのナビゲート
- [データ ドリブン ページ] ツールバーのテキスト ボックスのドロップダウン矢印をクリックします。
- ドロップダウン リストから [名前の表示] を選択します。
- テキスト ボックスにページ名を入力します。
インデックスを使用した特定のページへのナビゲート
- [データ ドリブン ページ] ツールバーのテキスト ボックスのドロップダウン矢印をクリックします。
- ドロップダウン リストから [ページの表示] を選択します。
- テキスト ボックスにインデックス番号を入力します。