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データ パッケージのエラー メッセージに関するトラブル シューティング

  • データ パッケージの許可
  • データのリンク切れ
  • 互換性のないデータ タイプ
  • データ パッケージのディレクトリ
  • 有効期限が過ぎたドキュメント
  • 3D グローブ コンテンツを含むパブリッシュ マップをデータ パッケージできない
  • 予期しないエラーの発生

すべてのデータまたはパブリッシュ マップをパッケージできるわけではありません。データまたはマップをパッケージできない場合には、パッケージできないパブリッシュ マップまたはレイヤーをリストした Publisher メッセージが表示されます。また、パッケージするために複数のマップを選択した場合、エラーが発生し、マップがパッケージされません。

データをパッケージするときに出力される可能性があるエラー メッセージは以下のとおりです。

データ パッケージの許可

マップのパブリッシュでは、[データ パッケージを行う] 設定を使用して、マップをパブリッシュするかどうかを決定します。マップをパッケージするには、[データ パッケージを行う] 設定をオンにして、マップを再度パブリッシュする必要があります。

パブリッシュ マップを ArcMap で開くことができない場合、適切に設定した新しいパブリッシュ マップをマップ ドキュメントからパブリッシュする必要があります。

  1. ArcMap でパブリッシュするマップを開きます。
  2. [Publisher] メニューをクリックし、[設定] をクリックします。
  3. [セキュリティ] タブをクリックします。
  4. [データ パッケージを行う] をチェックし、[OK] をクリックします。

データのリンク切れ

参照するデータへのリンクが切れたパブリッシュ マップをパッケージすることはできません。マップをパッケージするには、データ ソースを修復する必要があります。リンク切れしたデータをパブリッシュできない場合、マップのパブリッシュ以降にデータへのアクセスが変更されている可能性があります。

互換性のないデータ タイプ

選択した 1 つまたは複数のマップのデータが、現在のデータ パッケージの設定でサポートされていない場合、互換性のないデータ タイプのメッセージが表示されます。多くの場合、コピー オプションを使用して、サポートされている ArcGIS データ タイプをすべてパッケージできますが、例外がいくつかあります。下記で、パッケージの制限があるデータ タイプとフィーチャ タイプの詳細について説明します。

次のシンプルではないジオデータベース フィーチャは、コピー オプションを使用する場合に限りパッケージできます。

  • シンプル ジャンクション
  • シンプル エッジ
  • コンプレックス ジャンクション
  • コンプレックス エッジ
  • アノテーション
  • カバレッジ アノテーション
  • ディメンション
  • トポロジ
  • ファイル ジオデータベースで管理されているラスター フィールド
  • ファイル ジオデータベースのラスター カタログ

次のデータは、ファイル ジオデータベースに限り、パッケージすることができます。

  • ラスター フィールドを含む ArcSDE レイヤー

次のデータは、ファイル ジオデータベースにパッケージできません。

  • 256 個以上のフィールドを含むフィーチャ テーブル

次のデータは、コピー オプションを使用してパッケージできません。

  • シンプルではない ArcSDE ジオデータベース フィーチャ
  • ArcSDE ラスター カタログ
  • ArcSDE ラスター データ
  • ArcSDE ラスター フィールド

エラー メッセージが表示されないデータ制限の詳細

データ パッケージのディレクトリ

データ パッケージを作成するときに、選択したデータ パッケージの保存場所に対する書き込みアクセス権がないと、エラーが発生します。通常、この問題は、別のアプリケーションで既存のデータ パッケージにアクセスしているときに、そのパッケージを上書きする場合に発生します。他のソフトウェアがパッケージを書き込むフォルダーにアクセスしていないことを確認してください。

有効期限が過ぎたドキュメント

マップのパブリッシュでは、パブリッシュ マップの有効期限の日付を設定できます。マップの有効期限が過ぎると、マップを使用できなくなるため、新しい有効期限の日付で再度パブリッシュする必要があります。

有効期限の日付を設定したパブリッシュ マップがパブリッシュできるようになり、その有効期限はパッケージされたマップに保存されます。すでに有効期限が過ぎたマップをパッケージすることはできません。

  1. ArcMap でマップを開きます。
  2. [Publisher] メニューをクリックし、[設定] をクリックします。
  3. [その他] タブをクリックします。
  4. 有効期限の日付を変更し、[OK] をクリックします。

3D グローブ コンテンツを含むパブリッシュ マップをデータ パッケージできない

グローブ コンテンツを含むパブリッシュ マップをパッケージするために選択すると、このエラー メッセージが表示されます。グローブ データの一般的なサイズと性質により、現時点では、パッケージ化はサポートされていません。

予期しないエラーの発生

このエラーが発生する原因としては、様々なものが考えられます。

  • データ パッケージを保存するために十分なディスクの空容量がない場合。データ パッケージの保存に十分なディスクの空容量がディスク ドライブにあることを確認してください。
  • ネットワーク経由で作業しているときにネットワーク接続が切断された場合。
  • コピー オプションを使用してファイル ジオデータベースをパッケージするときに、元のデータ ディレクトリ内のデータに対する書き込みアクセス権がないか、または、元のデータ ディレクトリ内のデータに他のアプリケーションがアクセスしている場合。パッケージ プロセスでジオデータベースが変更されないようにするため、ロック ファイルが元のデータの保存場所に作成されるので、無制限の書き込みアクセス権が必要です。

関連トピック

  • データ パッケージの制限に関するトラブル シューティング
  • 既存のデータ パッケージの作業

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