ArcMap

既存のグループ レイヤー用のキャッシュの作成

3D Analyst のライセンスで利用可能。

レイヤーの作成を終了し、レンダリングを高速化するためにグループ レイヤー キャッシュを生成する場合は、レイヤーのショートカット メニューを使用してグループ キャッシュ設定を指定できます。

キャッシュ オプションを選択するときの参考として、「グループ レイヤー キャッシュを使用する場合」をご参照ください。

  1. [コンテンツ] ウィンドウの [グループ レイヤーを含めてリスト] グループ レイヤーを含むリスト ボタンをクリックします。
  2. グループ レイヤーを右クリックして、[グループ キャッシュの設定] をクリックします。
  3. 適用可能なグループ レイヤー キャッシュ オプションのチェックボックスをオンにします。

    4. グループ キャッシュ オプション説明

    子レイヤーのマージ

    (グループ レイヤー用のレンダリング キャッシュを統合)

    以下の場合にこのオプションをオンにします。

    • 子レイヤーを個別にアクティブにしておきたい場合
    • ドキュメントにイメージが含まれている場合
    • ドキュメントに、タイプ、解像度、表示設定が異なるレイヤーが含まれている場合

    グループ レイヤーのラスター化

    (グループ レイヤー全体を単一のイメージにラスター化)

    以下の場合にこのオプションをオンにします。

    • ArcMap と同様にグループ レイヤーを描画したい場合
    • 子レイヤー用にアクティブなキャッシュを設定したくない場合
    • 競合している可能性があるラベルを持つ子レイヤーが存在する場合
    • 背景レイヤーなどとして協調して動作する複数のレイヤーが存在する場合

    ラスター化オプションをオンにした場合は、新規作成されたグループ レイヤー キャッシュについて [レイヤー プロパティ] ダイアログ ボックスを開いて、[キャッシュ] タブでセル サイズを定義することもできます。
  4. [OK] をクリックして [グループ キャッシュの設定] ダイアログ ボックスを閉じます。

    グループ レイヤー用にキャッシュが生成されます。

  5. [コンテンツ] ウィンドウの [タイプ別にリスト] タイプ別にリスト ボタンをクリックして、グループ キャッシュのレイヤーが追加されていることを確認します。