[トレース タスク] ドロップダウン リストで [接続解析] スケマティック解析トレース タスクが選択されている場合、[トレース タスク プロパティ] ボタン をクリックすると、関連付けられたプロパティを示す次のようなタブが表示されます。
選択オプション
[選択オプション] の設定では、トレース タスク操作の終了時に、スケマティック解析トレース タスクによって検出されたスケマティック ノードとスケマティック リンクをアクティブなスケマティック ダイアグラムで選択された状態にするかどうかを指定します。
- 接続解析スケマティック解析トレース タスクによって検出されたスケマティック ノードを選択された状態にしない場合、[ノードを選択] をオフにします。
- 接続解析スケマティック解析トレース タスクによって検出されたスケマティック リンクを選択された状態にしない場合、[リンクを選択] をオフにします。
以下の図は、一部のスケマティック リンクにバリアを設定した場合と設定しない場合の、選択されているスケマティック ノードから接続解析スケマティック解析トレース タスクを実行したときの結果を示しています。
- 図 1.1 は、初期状態のスケマティック ダイアグラムを示しています。赤色のスケマティック ノードは、スケマティック ダイアグラムで選択されている唯一のスケマティック フィーチャです。
- 図 1.2 は、赤色のスケマティック ノードから接続解析スケマティック解析トレース タスクを実行したときの結果を示しています。
- 図 1.3 は、接続解析スケマティック解析トレース タスクを実行する前の、2 つのスケマティック リンクが選択されているダイアグラムを示しています。これらのリンクは解析中にバリアとみなされます。接続解析スケマティック解析トレース タスクは、図 1.1 に示されている赤色のスケマティック ノードから実行されます。
- 図 1.4 は、赤色のスケマティック ノードから接続解析スケマティック解析トレース タスクを実行したときの結果を示しています。バリアとなるスケマティック リンクは選択されていません。選択されているスケマティック フィーチャは、スケマティック解析トレース タスクによって返ったフィーチャだけです。
フロー方向オプション
[フロー方向] のオプションでは、接続解析スケマティック解析トレース タスクでフロー方向を考慮するかどうかを指定します。次の 3 つのタイプの解析を実行できます。
- ネットワークのフロー方向を考慮しないで、指定されたスケマティック ノードに接続されているスケマティック フィーチャを検索する。
- ネットワーク内の指定されたスケマティック ノードよりも下流にあるスケマティック フィーチャを検索する。
- ネットワーク内の指定されたスケマティック ノードよりも上流にあるスケマティック フィーチャを検索する。
- 接続解析スケマティック解析トレース タスクでフロー方向を考慮しない場合、[フローを使用] チェックボックスをオフにします。これがデフォルトの検索モードです。
- 解析中にフロー方向を考慮する場合、[フローを使用] チェックボックスをオンにします。
[フローを使用] オプションがオンの場合、[上流方向] オプション (指定したスケマティック ノードよりも上流にあるスケマティック フィーチャのみを検出する場合)、または [下流方向] オプション (このスケマティック ノードよりも下流にあるスケマティック フィーチャを検出する場合) のいずれかを選択します。
以下の図は、[フローを使用] チェックボックスをオンにして、選択されているスケマティック ノードから接続解析トレース タスクを実行した場合の結果を示しています。
- 図 2.1 は、初期状態のスケマティック ダイアグラムを示しています。赤色のスケマティック ノードは、スケマティック ダイアグラムで選択されている唯一のスケマティック フィーチャです。
- 図 2.2 は、[下流方向] オプションをオンにして、赤色のスケマティック ノードから接続解析スケマティック トレース タスクを開始したときの結果を示しています。
- 図 2.3 は、[上流方向] オプションをオンにしてトレース タスクを実行したときの結果を示しています。