[トレース タスク] ドロップダウン リストで [重複リンク解析] スケマティック解析トレース タスクが選択されている場合、[トレース タスク プロパティ] ボタン をクリックすると、関連付けられたプロパティを示す次のようなタブが表示されます。
- 検出されたスケマティック リンクを選択された状態にする場合、[リンクを選択] をオンにします。
- [精度] パラメーターを指定して、ぴったり重なっていないスケマティック リンクを切り離すことができます。2 つのスケマティック リンクが次の 3 つの条件を満たしている場合、重なっているものとみなされます。
- 同じ原点ノードと端点ノードに接続されている。
- 頂点の数が同じである。つまり、リンクの中間点の数が同じである。
- すべての頂点が重なっている。
条件 1 と 2 は必須です。条件 3 については、ぴったり重なっていない頂点を重なっているものとみなす距離をパラメーターによって指定できます。
以下の図は、重複リンク解析スケマティック解析トレース タスクのいくつかの結果を示しています。
- 図 1 は、重複リンク解析スケマティック トレース タスクによって検出および選択された、頂点がないスケマティック リンクの 2 つのセットを示しています。
- 図 2 は、図 1 で重なっていた 2 つのスケマティック リンクに沿って頂点が挿入された、同じダイアグラムを示しています。重複リンク解析スケマティック トレース タスクが実行されると、これらのスケマティック リンクは検出されなくなります。
- 図 3 は、[精度] の値を 1 にして、重複リンク解析トレース タスクを実行した結果を示しています。このパラメーターの値を大きくすると、頂点が挿入されたスケマティック リンクが再度検出されます。