ジオデータベースをコピーする理由はさまざまで、そのために利用できるワークフローは複数あります。次に、一般的なケースをいくつか紹介します。
- ファイル ジオデータベースをコピーするなど、単にジオデータベースのコピーを作成する場合。
- エンタープライズ ジオデータベースをファイル ジオデータベースにコピーするなど、種類の異なるジオデータベース間でデータのコピーを作成する場合。
- バージョニングを使用したワークフローとレプリケーション シナリオで使用するためのレプリカ コピーが必要である場合。たとえば、地理的に離れた場所に組織の複数のオフィスがあり、それぞれのジオデータベースのコピーを(最新の状態に)同期させて、 各オフィスで管理しているその地域のデータの更新を他のオフィスと定期的に共有する必要があるような場合です。このようなケースでは、ジオデータベース レプリケーションを使用します。ジオデータベース レプリケーションには、分散エンタープライズ ジオデータベースを操作するためのツールが用意されています。詳細については、「データ分散の概要」をご参照ください。