概要
フィールド名およびフィールド エイリアス名を変更するか、フィールド プロパティを変更します。
使用法
構文
arcpy.management.AlterField(in_table, field, {new_field_name}, {new_field_alias}, {field_type}, {field_length}, {field_is_nullable}, {clear_field_alias})
パラメーター | 説明 | データ タイプ |
in_table | 変更するフィールドを含む入力テーブルまたはフィーチャクラス。 | Table View; Raster Layer; Raster Catalog Layer; Mosaic Layer |
field | 変更するフィールドの名前。 このフィールドが必須フィールド (isRequired=true) である場合、変更できるのはフィールド エイリアスのみです。 | Field |
new_field_name (オプション) | フィールドの新しい名前。 | String |
new_field_alias (オプション) | フィールドの新しいフィールド エイリアス。 | String |
field_type (オプション) | フィールドの新しいフィールド タイプを指定します。 このプロパティは入力テーブルが空 (レコードが含まれていない) の場合にのみ適用できます。
| String |
field_length (オプション) | フィールドの新しい長さ。 この値は、フィールドの各レコードに許容される文字の最大数を設定します。 このオプションは、タイプが TEXT または BLOB のフィールドに対してのみ適用されます。 また、テーブルが空の場合にのみ適用できます。 | Long |
field_is_nullable (オプション) | このフィールドに NULL 値を含めることができるかどうかを指定します。 NULL 値は、ジオデータベースのフィールドでのみサポートされています。 このオプションは入力テーブルが空 (レコードが含まれていない) の場合にのみ適用できます。
| Boolean |
clear_field_alias (オプション) | 入力フィールドのエイリアスを消去するかどうかを指定します。 フィールドのエイリアスを消去するには、フィールド エイリアス パラメーターが空である必要があります。
| Boolean |
派生した出力
名前 | 説明 | データ タイプ |
out_table | 更新された入力テーブル。 | Table View; Raster Layer; Mosaic Layer |
コードのサンプル
AlterField (フィールドの変更) の例 1 (Python ウィンドウ)
次の Python ウィンドウ スクリプトは、イミディエイト モードで AlterField ツールを使用する方法を示しています。
arcpy.AlterField_management(r'C:\Data\Garbo.gdb\Khyber', 'Elev', 'ELEVATION', 'Elevation in Metres')
AlterField (フィールドの変更) の例 2 (スタンドアロン スクリプト)
次の Python ウィンドウ スクリプトは、スタンドアロン スクリプトで AlterField ツールを使用する方法を示しています。
#Import geoprocessing
import arcpy
#Set workspace
arcpy.env.workspace = r'C:\Data\Garbo.gdb'
#Loop through feature classes looking for a field named 'elev'
fcList = arcpy.ListFeatureClasses() #get a list of feature classes
for fc in fcList: #loop through feature classes
fieldList = arcpy.ListFields(fc) #get a list of fields for each feature class
for field in fieldList: #loop through each field
if field.name.lower() == 'elev': #look for the name elev
arcpy.AlterField_management(fc, field.name, 'ELEVATION', 'Elevation in Metres')
AlterField (フィールドの変更) の例 3 (スタンドアロン スクリプト)
次の Python ウィンドウ スクリプトは、スタンドアロン スクリプトで空のフィーチャクラスに対して AlterField ツールを使用する方法を示しています。
#Import arcpy module
import arcpy
#Set local variables
in_table = "C:/Data/Garbo.gdb/trails" #Note: empty feature class
field = "condition_rating" #short int, non nullable field
new_field_name = "notes"
new_field_alias = "Comments on Trail Condition"
field_type = "TEXT"
field_length = "60"
field_is_nullable = "NULLABLE"
clear_field_alias = "FALSE"
#Alter the properties of a non nullable, short data type field to become a text field
arcpy.management.AlterField(in_table,
field,
new_field_name,
new_field_alias,
field_type,
field_length,
field_is_nullable,
clear_field_alias)
環境
ライセンス情報
- Basic: はい
- Standard: はい
- Advanced: はい