はじめに
- ArcGIS Desktop は、多数のコンポーネントで構成されています。 コンポーネントのリストについては、「構成内容」をご参照ください。
- コンポーネントについては、「ArcGIS Desktop のシステム要件」を確認してください。
- インストールするには、管理者権限が必要です。
- Microsoft .NET Framework 4.5.2 以降が必要です。
- コンポーネントをダウンロードしてインストールします。 アップグレードする場合は、「ArcGIS 10.8.2 へのアップグレード」を確認してください。
- ソフトウェア認証番号を取得して、ソフトウェアを認証します。 同時使用ライセンスを使用している場合は、2021.1 が必要です。このソフトウェアは、すべての ArcGIS 10.x 同時使用ライセンスで使用できます。 詳細については、「ライセンス マネージャー ガイド」をご参照ください。
- ドキュメントやサポートなど、その他のリソースにアクセスするには、ArcGIS Desktop をご参照ください。
構成内容
ArcGIS Desktop 10.8.2 には、以下のコンポーネントがあります。
- ArcGIS Desktop - ArcGIS Desktop (Basic、Standard、Advanced エディション) およびオプションの ArcGIS エクステンション製品のインストール。
- ArcGIS Desktop Background Geoprocessing (64 bit) - Background Geoprocessing (64 bit) のインストール。
- Database Server (Desktop) - ジオデータベースを格納する SQL Server Express インスタンスのインストール。 データベース サーバー (Desktop) 10.8.1 は、ArcGIS 10.8.1 および 10.8.2 と互換性があります。
- ArcGIS License Manager 2021.1 (Windows および Linux) - ArcGIS Desktop 10.8.2 および ArcGIS Engine 10.8.2 を同時使用ライセンスで実行するには、このバージョンが必要です。 これは、その他すべての ArcGIS 10.x 同時使用リリースもサポートしています。
- ArcReader - マップとグローブを表示、検索、印刷できるデスクトップ マッピング アプリケーション。
- ArcGIS Tutorial Data for Desktop - ArcGIS Desktop のチュートリアルで使用するデータ。
- ArcGIS Coordinate Systems Data - GEOCON 変換方式に必要なデータ ファイルや米国 (VERTCON および GEOID12B) と世界 (EGM2008) 用の鉛直座標変換ファイルが含まれています。
次に示すその他のライセンス付きエクステンションは、個別のダウンロードで入手できます。
- ArcGIS Data Interoperability - ArcGIS Desktop または ArcGIS ArcGIS Engine で、何百ものフォーマットやデータ ソースに対して、複雑な変換を読み取る、書き込む、または実行することができます。
- ArcGIS Data Reviewer - 品質を管理するツールが用意されており、データ品質をデータ管理戦略全体の 1 つの構成要素にします。
- ArcGIS Workflow Manager (Classic) - エンタープライズ ジオデータベースの実装は、ビジネス要件に合わせて、主にデスクトップ中心のワークフロー構成、プロセス実行、およびリソース管理に使用されます。
次の開発者ツールを利用できます。
- ArcObjects SDK for Microsoft .NET Framework - ArcGIS Engine および ArcGIS Desktop のカスタマイズと拡張を行う Microsoft .NET Framework 開発者向けのドキュメントおよびサンプル コード。
- ArcObjects SDK for Java - ArcGIS Engine および ArcGIS Desktop のカスタマイズと拡張を行う Java Platform 開発者向けのドキュメント、ツール、およびサンプル コード。
次のアイテムも ArcGIS Desktop で使用可能であり、プロダクトまたはその他のダウンロード セクションに用意されています。
- DBMS Support Files - ジオデータベースに直接接続するためのクライアント ライブラリおよびデータベース。
- Data and Maps for ArcGIS - さまざまなタイプのマップ データが多数の縮尺で含まれています。 この ISO 内にある HTML ベースのヘルプ システムには、データおよびマップに関する情報や、各データセットの再配布権限の完全なリストが含まれています。
言語パック (近日公開予定)
次の ArcGIS コンポーネントには、ローカライズ版セットアップがあります。 コンポーネントの既存のインストールに追加言語を適用する言語パック セットアップも利用できます。
- ArcGIS Desktop
- ArcReader
- ArcGIS Data Reviewer
- ArcGIS Workflow Manager (Classic)
ArcGIS 10.8.2 へのアップグレード
- ArcGIS 10.8.2 セットアップ パッケージは、同じ ArcGIS 製品の既存のインストールを検出してアップグレードします。 インストール場所および認証情報の設定は、アップグレード後も保持されます。 アップグレードのインストールおよび新規インストールの詳細については、インストール ガイドをご参照ください。
- 既存の ArcGIS 10.1 ~ 10.8.1 の認証番号は ArcGIS 10.8.2 でも使用できます。
- ArcGIS 10.8.2 (単独使用ライセンス製品): 以前の ArcGIS 10.x 製品が現在インストールされているコンピューターとは別のコンピューターに ArcGIS 10.8.2 をインストールし、既存の ArcGIS 10.1 ~ 10.8.1 の認証番号を ArcGIS 10.8.2 で使用する場合は、ArcGIS 10.8.2 のインストールを認証する前に、以前のバージョンの ArcGIS 10.x 製品を認証解除しておく必要があります。
ソフトウェア認証番号の取得
必要に応じて、お客様の組織の保守担当者様は My Esri から認証番号を取得できます。 Esri アカウントでサイン インした後、[組織] > [ライセンス] > [認証の表示] の順にクリックします。 そして、認証番号を取得する製品名をクリックします。
ArcGIS 10.8.2 で認証に使用できるライセンス バージョンが 10.1 ~ 10.8.2 として [認証の表示] の下に表示されます。 米国以外のお客様は、地域の販売代理店に認証番号をお問い合わせください。