Advanced のライセンスで利用可能。
サマリ
ラベルのないポリゴンにラベル ポイントを作成し、それぞれにユーザー ID を割り当てます。
図
使用法
ラベルの作成後、入力カバレッジ PAT に格納されたポリゴンのユーザー ID は、ラベルの作成で生成された新しいラベル ポイントのユーザー ID とは等しくありません。等しくするには、[ビルド (Build)] または [ID の更新 (Update IDs)] を使用する必要があります。
[ID 基準値 (ID base value)] では、ラベル ポイントのユーザー ID を作成する際の開始値を指定します。ラベル ポイントがない最初のポリゴンが見つかると、ここで指定した値がユーザー ID として使用されます。その後、ラベル ポイントがないポリゴンが見つかるたびに、開始値から 1 ずつ増分されたユーザー ID が割り当てられます。値にゼロを指定すると、すべてのポリゴンに対して新しいラベルが作成されます。この場合、どのユーザー ID も「ポリゴンの内部番号 - 1」になります。
入力カバレッジはポリゴン トポロジを持つ必要があります。
[ID 基準値 (ID base value)] に負の値を指定した場合、新しいユーザー ID は常に指定した値から始まり、新しいラベル位置を追加するたびに 1 ずつ小さくなります。負の ID 値は生成されません。
カバレッジにポリゴンがあり、一部のポリゴンだけにラベル ポイントがある場合、ラベルの作成は、ID ベースを指定していると、ラベルが存在しないポリゴンにのみラベルを生成します。
カバレッジの座標精度は、ラベルの作成によって変更されません。
構文
CreateLabels_arc (in_cover, {id_base})
パラメータ | 説明 | データ タイプ |
in_cover | ラベル ポイントが追加されるカバレッジ。 | Coverage |
id_base (オプション) | 新しいラベル ポイントに割り当てる最も小さいユーザー ID 値。 ラベル ポイントがない最初のポリゴンが見つかると、ここで指定した値がユーザー ID として使用されます。その後、ラベル ポイントがないポリゴンが見つかるたびに、開始値から 1 ずつ増分されたユーザー ID が割り当てられます。ID ベースにゼロを指定すると、すべてのポリゴンに対して新しいラベルが作成されます。この場合、どのユーザー ID も「ポリゴンの内部番号 - 1」になります。これはデフォルト値です。 | Long |
コードのサンプル
CreateLabels (ラベルの作成) の例 (スタンドアロン スクリプト)
次のスタンドアロン スクリプトで、ポリゴン カバレッジのラベルを作成する方法を示します。
# Name: CreateLabels_Example.py
# Description: Creates labels in a polygon coverage
# Requirements: ArcInfo Workstation
# Import system modules
import arcpy
from arcpy import env
# Set environment settings
env.workspace = "C:/data"
# Set local variables
inCover = "texas"
idBase = 0
# Execute CreateLabels
arcpy.CreateLabels_arc(inCover, idBase)
環境
ライセンス情報
- ArcGIS for Desktop Basic: ×
- ArcGIS for Desktop Standard: ×
- ArcGIS for Desktop Advanced: 次のものが必要 ArcInfo Workstation がインストールされていること