Standard または Advancedのライセンスで利用可能。
z/OS (z オペレーティング システム) 上の DB2 にジオデータベースを作成するには、以下を実行する必要があります。
- ArcGIS クライアントと DB2 クライアントをインストールする。
- DB2 で ZPARM を構成する。
- z/OS上で sde ユーザーおよびグループを作成する。
- データセットを z/OS に移動する。
- 2 つ以上のデータベースを作成する。
- sde ユーザーおよびグループに権限を付与する。
- システム テーブル格納を指定するように dbtune.sde ファイルをカスタマイズする。
- ジオデータベースの作成
ArcGIS クライアントの構成
DB2 データベースの設定に必要なファイルを取得し、ツールまたはスクリプトを実行してジオデータベースを作成するには、ArcGIS をインストールする必要があります。
ArcGIS for Desktop (Standard または Advanced)、ArcGIS Engine Runtime と Geodatabase Update エクステンション、または ArcGIS for Server (Standard または Advanced) から Python スクリプトを実行して、ジオデータベースを作成できます。スクリプトの代わりに [エンタープライズ ジオデータベースの有効化 (Enable Enterprise Geodatabase)] ジオプロセシング ツールを実行する場合は、ArcGIS for Desktop を使用します。
- ジオデータベースの作成に使用する ArcGIS クライアントをインストールします。
ソフトウェア インストール ガイドに記載されている手順に従います。
- ほとんどの場合、ArcGIS クライアントは、DB2 サーバーとは異なるコンピューターにインストールされます。そのため、DB2 クライアントを ArcGIS クライアント コンピューターにインストールして構成します。
IBM Data Server Runtime Client for DB2 を My Esri からダウンロードするか、DB2 クライアントの独自のインストールを使用することができます。インストール手順については、DB2 のドキュメントをご参照ください。DB2 クライアントを 64 ビット オペレーティング システムにインストールする場合、64 ビットの実行可能ファイルを実行します。これによって、32 ビットと 64 ビットの両方のファイルがインストールされます。
- DSNless 接続文字列を使用して ArcGIS から DB2 データベースに接続できます。ただし、代わりにデータ ソース名を使用して接続する場合、データベースをカタログ化し、それによってデータ ソース名を構成する必要があります。データ ソース名の作成手順については、IBM DB2 のドキュメントをご参照ください。
次に、DB2 システムを構成します。
ZPARM の構成
ArcGIS を z/OS 上の IBM DB2 に対する分散クライアントとして実行できるようにするには、DDF (分散データ機能) が起動されている必要があります。ArcGIS などのクライアントでのジオデータベースのパフォーマンスを最適化するために、以下の DB2 ZPARM の値を設定することを強くお勧めします。
- z/OS の管理者として DB2 にログインします。
- DSNTIJUZ の DSN6FAC セクションに以下を設定します。
- CMTSTAT=INACTIVE
- IDTHTOIN=3600
- TCPKPALV=120
- DSNTIJUZ の DSN6SYSP セクションに以下のパラメーターを設定します。
- CONDBAT=10000
- EXTSEC=YES
- IMPDSDEF=YES
- IXQTY=0
- MAXDBAT=1000
- TSQTY=0
- XMLVALA=204800
- XMLVALS=10240
- DSNTIJUZ の DSN6SPRM セクションで、WLMENV に正しいデフォルトの WLM 環境を設定する必要もあります。次に示します。
- CACHEDYN=YES
- EDMDBDC=102400
- EDMPOOL=32000
- EDMSTMTC=102400
- EDM_SKELETON_POOL=102400
- ZPARM 値を上のように変更した後、DB2 が起動時に正しい ZPARM モジュールを読み込むように、ジョブ ステップ DSNTIZL の SYSLMOD が正しいデータセット名を指していることを確認する必要もあります。
- SET SYSPARM コマンドを使用して DB2 を停止および起動し、変更をオンラインにします。
sde ユーザーおよびグループの作成
z/OS の RACF で TSO (Time Sharing Option) にアクセスできる主認証 ID (デフォルトで sde) を作成します。RACF を使用してユーザーを作成する方法については、z/OS の管理マニュアルをご参照ください。
IBM は、ユーザー権限の管理を効率化にするために、二次認証 ID (z/OS 上の RACF のユーザー グループ) の使用を推奨しています。z/OS で二次認証 ID を有効にする必要があります。二次認証を有効にする方法については、z/OS のマニュアルをご参照ください。
GIS データとジオデータベースを管理するユーザーのみが、sde ユーザーとしてログインするようにします。その他の ArcGIS ユーザーは、sde 以外のアカウントを使用して接続するようにしてください。
- RACF を使用して、システムに sde という名前のスタンドアロン ユーザー アカウントを作成します。
- RACF を使用して、z/OS 上に GISUSERS などのユーザー グループを作成します。このためには、VM14 のグループの名前を EC に送信します。
- RACF を使用して、sde ユーザーを GISUSERS グループに追加します。
ArcGIS クライアントをインストールした Windows クライアント コンピューターからジオデータベースに sde ユーザーとして接続するには、サーバーへの接続で指定した同じ名前 (sde) の ローカル Windows ユーザーが、クライアント コンピューターに存在している必要があります。このユーザーに特別な権限は必要ありません。ローカル Windows ユーザーの作成方法については、Microsoft Windows のドキュメントをご参照ください。
IBM z/OS へのデータセットの移動
z/OS システム用の DB2 バージョン 9.1 でジオデータベースを作成するには、データセット esriobj.XMIT をターゲットの z/OS システムに転送する必要があります。esriobj.XMIT ファイルは、ArcGIS クライアントの DatabaseSupport フォルダー内の DB2zOS フォルダーにあります。ファイルには、z/OS 上のロード ライブラリにリンク編集する必要があるプログラムのイメージが含まれます。このセットアップを完了するには、次の手順が必要です。
- z/OS システムの SYSADM ユーザー アカウント ID にログインします。
- FTP を使用して esriobj.XMIT データセットを z/OS システムへアップロードします。
データは、TSO/E (Time Sharing Option/Extension) の TRANSMIT または RECEIVE 形式で、BINARY 転送を使用して z/OS にアップロードする必要があります。このデータセットは、Windows 上の ArcGIS のインストール ディレクトリの DatabaseSupport\DB2zOS フォルダーにあります。
- FTP を使用して転送を行う場合、当該データセットは最終的に以下の特性を持つように z/OS で定義する必要があります。
RECFM=FB,LRECL=80,BLKSIZE=3120
一般的な ftp システムの設定では、受信したデータで新しいデータセットが生成される場合、生成された新しいデータセットは必要な形式になっていません。ただし、ftp コマンドを使用して、データセットの形式を変更することができます。Windows から ftp を実行するコマンドは、次のとおりです。
quote site recfm=fb lrecl=80 blksize=3120
z/OS にログオンしていて、ftp を使用してファイルを取得する場合は、次のコマンドを使用します。
locsite recfm=fm lrecl=80 blksize=3120
- データセットに対して、z/OS システムのユーザー アカウントで TSO/E RECEIVE を実行する必要があります。z/OS システムに SYSADM ユーザー アカウント ID でログオンし、ISPF (Interactive System Productivity Facility) のオプション 6 (コマンド パネル) を開きます。
- アップロードしたデータセットは esriobj.XMIT です。したがって、次の TSO/E コマンドを発行して、データセットを受信します。
RECEIVE INDA('SYSADM.ESRIOBJ.XMIT')
このコマンドでは、データセット作成のオーバーライドの指定を確認するプロンプトが返されます。オーバーライドを指定しない場合、データセットはログインしているユーザー ID の HLQ (高位修飾子) 以下に作成されます。
これで、SCR03 に <user>.ESRI.OBJLIB という名前のデータセットが作成されます。
- データセットの名前を確認します。名前が正しい場合は、ESRI UDF インストール ジョブでこの名前のデータセットが参照されます。次のセクションで説明するように、この ESRI UDF インストール ジョブを z/OS にアップロードして編集し、z/OS 上で実行する必要があります。
データベースの作成
ジオデータベースを格納するには、空間対応データベース サブシステム内に 2 つ以上の DB2 データベースが存在する必要があります。1 つはジオデータベース リポジトリを格納するデータベース、もう 1 つはユーザー データを格納するデータベースです。ジオデータベース リポジトリを格納するデータベースと、ユーザー データを格納する 1 つ以上のデータベースで、1 つのジオデータベースが構成されます。したがって、ジオデータベースを設定する前に、これらのデータベースを作成する必要があります。
JCL スクリプトの ESRIUDFI は、ジオデータベース作成用のデータベースと UDF を作成するために用意されています。このスクリプトは、ArcGIS クライアントのインストール ディレクトリの DatabaseSupport\DB2zOS フォルダーにインストールされています。実装に応じた固有の情報を使用して ESRIUDFI スクリプトをカスタマイズし、スクリプトを z/OS にアップロードして実行する必要があります。2 つのデータベースを作成する手順は、スクリプト内で説明されています。
ESRIUDFI をカスタマイズするには、JCL スクリプト中の指示を参照し、次の内容を十分に確認してください。
- ESRIUDFI の本体には、対応するユーザー環境パラメーターによる置換が必要な文字列がいくつかあります。各文字列の意味と置換方法の詳細は、ESRIUDFI スクリプトの先頭で説明されています。
- JCL スクリプトの ESRIS1 のステップでは、2 つのデータベースを作成して、コード化スキームを設定します。これらの行を使用するには、コメントを解除して、データベースの名前とコード化スキームを指定します。例を次に示します。
CREATE DATABASE SDEDBR00 CCSID UNICODE; CREATE DATABASE SDEDBU00 CCSID UNICODE;
- 必要な場合は、ジオデータベース データをより効率的に管理するためにストレージ グループを作成できます。ストレージ グループは最初に作成する必要があるため、ESRIUDFI スクリプトに次のような行を追加する必要があります。
CREATE STOGROUP ARCSDE VOLUMES (VOL1, VOL2, …) VCAT SDECAT; CREATE DATABASE SDEDBR00 CCSID UNICODE STOGROUP ARCGIS; CREATE DATABASE SDEDBU00 CCSID UNICODE STOGROUP ARCGIS;
- ESRIUDFI スクリプトのカスタマイズが完了したら、ターゲット コンピューターでスクリプトを実行する必要があります。
ESRI UDF インストール ジョブが完了すると、最後のステップで、パッケージのバインドと SDE.SDE_UPDT_LMOD プロシージャの作成は成功したが、警告が発生したことが通知されます。これらの警告は、ジオデータベース システム テーブルがまだデータベース内に作成されていないことを示しています。[エンタープライズ ジオデータベースの有効化 (Enable Enterprise Geodatabase)] ツールを実行する時点で、テーブルは作成され、パッケージ オブジェクトはツールから参照されるときに自動的にバインドされるため、これらの警告は無視できます。
- データベース サブシステムを空間対応にします。手順については、DB2 z/OS のドキュメントをご参照ください。
権限の付与
データベースおよび UDF を作成した後、sde ユーザーと ArcGIS ユーザー グループに権限およびデータベース権限を付与する必要があります。
- SYSADM ロールを持つアカウントで DB2 にログインし、設定した ArcGIS ユーザー グループと sde ユーザーに必要な権限を付与します。この GRANT ステートメントの例では、グループの名前は GISUSERS です。
GRANT SELECT ON SYSIBM.SYSTABAUTH TO GISUSERS; GRANT SELECT ON SYSIBM.SYSDBAUTH TO GISUSERS; GRANT SELECT ON SYSIBM.SYSROUTINES TO GISUSERS; GRANT SELECT ON SYSIBM.SYSTABCONST TO GISUSERS; GRANT SELECT ON SYSIBM.SYSINDEXES TO GISUSERS; GRANT SELECT ON SYSIBM.SYSKEYS TO GISUSERS; GRANT SELECT ON SYSIBM.SYSCOLUMNS TO GISUSERS; GRANT SELECT ON SYSIBM.SYSCHECKS TO GISUSERS; GRANT SELECT ON SYSIBM.SYSSCHEMAAUTH TO GISUSERS; GRANT SELECT ON SYSIBM.SYSTABLES TO GISUSERS; GRANT SELECT ON SYSIBM.SYSSEQUENCES TO GISUSERS; GRANT SELECT ON SYSIBM.SYSDUMMY1 TO GISUSERS;
- sde ユーザーに次の権限を付与します。
GRANT BINDADD TO SDE; GRANT CREATE ON COLLECTION SDE TO SDE; GRANT DBADM ON DATABASE <repository_database_name> TO SDE; GRANT DBADM ON DATABASE <user_data_database_name> TO SDE;
- PUBLIC ロールに次の特権を付与します。
GRANT EXECUTE ON PACKAGE SYSPROC.* TO PUBLIC;
- ストレージ グループを使用する場合は、次のステートメントが必要です。この例では、ストレージ グループの名前は ARCGIS です。
GRANT USE OF STOGROUP ARCGIS to SDE;
dbtune.sde のカスタマイズ
データベース サブシステムを指定するように <ArcGIS client installation directory>\DatabaseSupport\DB2zOS にある dbtune.sde ファイルを変更します。
dbtune.sde ファイルにより、DBTUNE ジオデータベース システム テーブルに、データベース内のテーブルの物理的な格納を制御するコンフィグレーション キーワード、パラメーター、および値が入力されます。z/OS 上の DB2 データベースの場合は、[エンタープライズ ジオデータベースの有効化 (Enable Enterprise Geodatabase)] ジオプロセシング ツールを実行する前にこのファイルを編集して、特定のテーブルを作成するデータベースを指定する必要があります。
- テキスト エディターで dbtune.sde ファイルを開きます。
- DATA_DICTIONARY キーワード以下にある次のコンフィグレーション文字列の値をコメント解除および変更して、特定のジオデータベース システム テーブルを作成するデータベースを指定します。次の設定を推奨します。SDEDBR00 という名前のデータベースは、ジオデータベース リポジトリ テーブルを格納するデータベースです。
B_STORAGE "IN DATABASE SDEDBR00" MVTABLES_MODIFIED_TABLE "IN DATABASE SDEDBR00" STATES_TABLE "IN DATABASE SDEDBR00" STATE_LINEAGES_TABLE "IN DATABASE SDEDBR00" VERSIONS_TABLE "IN DATABASE SDEDBR00" XML_INDEX_TAGS_TABLE "IN DATABASE SDEDBR00"
- DEFAULTS キーワード以下の BLOB_OPTION および CLOB_OPTION パラメーターに、空の文字列が設定されていることを確認します。
- DEFAULTS キーワード以下にある次のコンフィグレーション文字列の値をコメント解除および変更して、ユーザー定義データに関連するオブジェクトを作成するデータベースを指定します。
次の設定を推奨します。SDEDBU00 という名前のデータベースは、データベース サブシステム内でユーザー定義データを格納するデータベースです。
AUX_STORAGE "IN DATABASE SDEDBU00" A_STORAGE "IN DATABASE SDEDBU00" BLK_STORAGE "IN DATABASE SDEDBU00" BND_STORAGE "IN DATABASE SDEDBU00" B_STORAGE "IN DATABASE SDEDBU00" D_STORAGE "IN DATABASE SDEDBU00" RAS_STORAGE "IN DATABASE SDEDBU00"
- LOGFILE_DEFAULTS キーワード以下にある次のコンフィグレーション文字列の値をコメント解除および変更して、ログ ファイル テーブルを作成するデータベースを指定します。
LD_STORAGE "IN DATABASE SDEDBU00" LF_STORAGE "IN DATABASE SDEDBU00" SESSION_STORAGE "IN DATABASE SDEDBU00"
- dbtune.sde ファイルを保存して閉じます。
これで、DB2 サブシステムにジオデータベースを作成できるようになりました。
ジオデータベースの作成
z/OS 上の DB2 にジオデータベースを作成するには、以下のいずれかの方法を使用します。
エンタープライズ ジオデータベースの有効化 (Enable Enterprise Geodatabase)ツールの使用
ArcGIS for Desktop をインストールして DB2 サブシステムに接続するように構成してある場合、[エンタープライズ ジオデータベースの有効化 (Enable Enterprise Geodatabase)] ツールを実行できます。
- ArcMap または ArcCatalog を起動します。
-
カタログ ツリーから DB2 に接続します。sde ログインを使用して接続します。
[データベース コネクション] ダイアログ ボックスで、必ず sde ユーザーのパスワードを保存してください。
- データベース接続を右クリックして、[ジオデータベースの有効化] をクリックします。
[エンタープライズ ジオデータベースの有効化 (Enable Enterprise Geodatabase)] ツールが開きます。
- [入力データベース] テキスト ボックスに、データベース接続ファイルを追加します。
-
ArcGIS for Server を認証したときに作成された ArcGIS for Server のキーコード ファイルを参照して選択し、それを [認証ファイル] テキスト ボックスに追加します。
ウィザードを使用して ArcGIS for Server を認証する際に、ソフトウェアがインストールされているサーバーに keycodes ファイルが書き込まれます。Linux ボックス上で ArcGIS for Server を認証した場合、このファイルは /arcgis/server/framework/runtime/.wine/drive_c/Program Files/ESRI/License<release>/sysgen に作成されています。Windows サーバーで認証した場合、このファイルは Program Files\ESRI\License<release>\sysgen に作成されています。まだ keycodes ファイルを作成していない場合には、ArcGIS for Server を認証して作成します。
-
[OK] をクリックして、このツールを実行します。
ジオデータベース作成のログ ファイル (GDBCreateGeodatabase<#>.log) が、ツールを実行したコンピューター上の %TEMP% 変数で指定された、ディレクトリに書き込まれます。ツールの実行時に問題が発生した場合は、このログ ファイルを確認して問題を解決します。
DB2 サブシステム内にジオデータベースが作成されます。
ここで、データを作成できるユーザーを作成します。
Python スクリプトの使用
ArcGIS for Desktop (Standard または Advanced)、ArcGIS for Server (Standard または Advanced)、または ArcGIS Engine (と Geodatabase Update エクステンション) クライアント コンピューターから Python スクリプトを実行して、DB2 サブシステムにジオデータベースを作成できます。
以下の手順に従って Python スクリプトを実行し、DB2 z/OS サブシステムにジオデータベースを作成します。
- ArcGIS クライアント コンピューター上でテキスト ファイルを作成し、そのファイルに以下のスクリプトをコピーします。
""" Name: enable_enterprise_gdb.py Description: Provide connection information to an enterprise database and enable enterprise geodatabase. Type enable_enterprise_gdb.py -h or enable_enterprise_gdb.py --help for usage Author: Esri """ # Import system modules import arcpy, os, optparse, sys # Define usage and version parser = optparse.OptionParser(usage = "usage: %prog [Options]", version="%prog 1.0 for " + arcpy.GetInstallInfo()['Version'] ) #Define help and options parser.add_option ("--DBMS", dest="Database_type", type="choice", choices=['SQLSERVER', 'ORACLE', 'POSTGRESQL', 'DB2','INFORMIX','DB2ZOS', ''], default="", help="Type of enterprise DBMS: SQLSERVER, ORACLE, POSTGRESQL, DB2, INFORMIX, or DB2ZOS.") parser.add_option ("-i", dest="Instance", type="string", default="", help="DBMS instance name") parser.add_option ("--auth", dest="account_authentication", type ="choice", choices=['DATABASE_AUTH', 'OPERATING_SYSTEM_AUTH'], default='DATABASE_AUTH', help="Authentication type options (case-sensitive): DATABASE_AUTH, OPERATING_SYSTEM_AUTH. Default=DATABASE_AUTH") parser.add_option ("-u", dest="User", type="string", default="", help="Geodatabase administrator user name") parser.add_option ("-p", dest="Password", type="string", default="", help="Geodatabase administrator password") parser.add_option ("-D", dest="Database", type="string", default="none", help="Database name: Not required for Oracle") parser.add_option ("-l", dest="Authorization_file", type="string", default="", help="Full path and name of authorization file") # Check if value entered for option try: (options, args) = parser.parse_args() #Check if no system arguments (options) entered if len(sys.argv) == 1: print "%s: error: %s\n" % (sys.argv[0], "No command options given") parser.print_help() sys.exit(3) #Usage parameters for spatial database connection database_type = options.Database_type.upper() instance = options.Instance account_authentication = options.account_authentication.upper() username = options.User.lower() password = options.Password database = options.Database.lower() license = options.Authorization_file if( database_type ==""): print " \n%s: error: \n%s\n" % (sys.argv[0], "DBMS type (--DBMS) must be specified.") parser.print_help() sys.exit(3) if (license == ""): print " \n%s: error: \n%s\n" % (sys.argv[0], "Authorization file (-l) must be specified.") parser.print_help() sys.exit(3) if (database_type == "SQLSERVER"): database_type = "SQL_SERVER" # Get the current product license product_license=arcpy.ProductInfo() if (license == ""): print " \n%s: error: %s\n" % (sys.argv[0], "Authorization file (-l) must be specified.") parser.print_help() sys.exit(3) # Checks required license level if product_license.upper() == "ARCVIEW" or product_license.upper() == 'ENGINE': print "\n" + product_license + " license found!" + " Enabling enterprise geodatabase functionality requires an ArcGIS for Desktop Standard or Advanced, ArcGIS Engine with the Geodatabase Update extension, or ArcGIS for Server license." sys.exit("Re-authorize ArcGIS before enabling an enterprise geodatabase.") else: print "\n" + product_license + " license available! Continuing to enable..." arcpy.AddMessage("+++++++++") # Local variables instance_temp = instance.replace("\\","_") instance_temp = instance_temp.replace("/","_") instance_temp = instance_temp.replace(":","_") Conn_File_NameT = instance_temp + "_" + database + "_" + username if os.environ.get("TEMP") == None: temp = "c:\\temp" else: temp = os.environ.get("TEMP") if os.environ.get("TMP") == None: temp = "/usr/tmp" else: temp = os.environ.get("TMP") Connection_File_Name = Conn_File_NameT + ".sde" Connection_File_Name_full_path = temp + os.sep + Conn_File_NameT + ".sde" # Check for the .sde file and delete it if present arcpy.env.overwriteOutput=True if os.path.exists(Connection_File_Name_full_path): os.remove(Connection_File_Name_full_path) print "\nCreating Database Connection File...\n" # Process: Create Database Connection File... # Usage: out_file_location, out_file_name, DBMS_TYPE, instnace, database, account_authentication, username, password, save_username_password(must be true) arcpy.CreateDatabaseConnection_management(out_folder_path=temp, out_name=Connection_File_Name, database_platform=database_type, instance=instance, database=database, account_authentication=account_authentication, username=username, password=password, save_user_pass="TRUE") for i in range(arcpy.GetMessageCount()): if "000565" in arcpy.GetMessage(i): #Check if database connection was successful arcpy.AddReturnMessage(i) arcpy.AddMessage("\n+++++++++") arcpy.AddMessage("Exiting!!") arcpy.AddMessage("+++++++++\n") sys.exit(3) else: arcpy.AddReturnMessage(i) arcpy.AddMessage("+++++++++\n") # Process: Enable geodatabase... try: print "Enabling Enterprise Geodatabase...\n" arcpy.EnableEnterpriseGeodatabase_management(input_database=Connection_File_Name_full_path, authorization_file=license) for i in range(arcpy.GetMessageCount()): arcpy.AddReturnMessage(i) arcpy.AddMessage("+++++++++\n") except: for i in range(arcpy.GetMessageCount()): arcpy.AddReturnMessage(i) if os.path.exists(Connection_File_Name_full_path): os.remove(Connection_File_Name_full_path) #Check if no value entered for option except SystemExit as e: if e.code == 2: parser.usage = "" print "\n" parser.print_help() parser.exit(2)
- 拡張子 .py を付けてファイルを保存します。
- ユーザーの環境に固有のオプションと情報を指定して、スクリプトを実行します。
以下の例では、Windows コンピューターから実行しています。enable_gdb.py ファイルは、インスタンス db2prod 上のデータベース spdata に対して実行されます。パスワード Tgdbst@rtsh3r3 を使用して SDE ログインで接続が確立されます。ジオデータベースを認証するために、ArcGIS Server のデフォルトの場所の keycodes ファイルが指定されます。
enable_gdb.py --DBMS DB2 -i db2prod --auth DATABASE_AUTH -u sde -p Tgdbst@rtsh3r3 -D spdata -l \\Program Files\ESRI\License10.3\sysgen\keycodes
次の例では、Linux コンピューター上でスクリプトを実行しています。
./enable_gdb.py --DBMS DB2 -i db2prod --auth DATABASE_AUTH -u sde -p Tgdbst@rtsh3r3 -D spdata -l /usr/arcgis/server/framework/runtime/.wine/drive_c/Program Files/ESRI/License10.3/sysgen/keycodes
ジオデータベース作成のログ ファイル (GDBCreateGeodatabase<#>.log) が、スクリプトを実行したコンピューターの TEMP または TMP 変数で指定されたディレクトリに書き込まれます。
DB2 サブシステム内にジオデータベースが作成されます。
ここで、データを作成できるユーザーを作成します。