Python スクリプトは、ツールボックスに直接埋め込む (格納する) ことができます。その後にスクリプト ツールを実行すると、ツールボックスに格納されている Python コードが使用されます。これにより、別途、複数のファイルを管理、共有する手間が省けます。
また、スクリプトとモデル ツールは両方ともパスワードによる保護が可能です。ツールボックスを共有している場合は、スクリプトおよびモデル ツールをパスワード保護すると、アイデアや考案物を守るうえで役立ちます。ただし、このようなパスワード保護は、個人的に使用するローカルのツールボックスを作成するときにはお勧めできません。後で共有する予定のあるツールを作成する場合、ベースとなる素材すべて (ツールボックスおよび Python ファイル) のコピーをローカルに格納すると、パスワード保護なしで安全に保管できるのでたいへん効率的です。
スクリプトをインポートする手順
- ツールを右クリックし、[スクリプトのインポート] をクリックします。
- [スクリプトのインポート] ダイアログ ボックスで、[OK] をクリックします。
スクリプトまたはモデル ツールをパスワード保護する手順
- ツールを右クリックし、[パスワードの設定] を選択します。
- [パスワードの設定] ダイアログ ボックスで、[新しいパスワード] に値を入力し、同じ値をもう一度 [新しいパスワードの確認] に入力して、[OK] をクリックします。
ツールがいったんパスワード保護されると、[編集]、[デバッグ]、[スクリプトのエクスポート] など一部のオプションにおいて、操作続行の前に必ずパスワードの入力を要求されるようになります。