3D Analyst のライセンスで利用可能。
レイヤー フェイスの表示設定を使用すると、3D オブジェクトの表面または裏面、もしくは両面を表示できます。これは、このコマンドが領域ベースのデータが格納されているレイヤーに対してのみ有効であることを示しています。領域ベースのデータには、立ち上げポリゴン、マルチパッチ、TIN 三角形、ラスターなどがあります。
この選別プロパティによって、現在の視点位置からフィーチャが向いている方向に基づき、フィーチャの描画を無効にできます。これには、あるオブジェクトをどの側から見るかに応じて、そのオブジェクトを透けて見えるようにできるという効果があります。
以下の手順に従って、[3D 効果] ツールバーに表示されるレイヤーのフェイスの表示設定を簡単に変更できます。
- [レイヤー] ドロップダウン矢印をクリックして、変更するレイヤーを選択します。
- [フェイスの表示設定] ボタン をクリックして、使用するオプションをクリックします。表示設定には、次の 3 つのオプションが用意されています。
- 地表面フィーチャの両側を表示 - 両側が表示されるように選別機能をオフにします (デフォルト)。
- 地表面フィーチャの裏側を非表示 - 背面の選別が有効になり、自分とは反対方向を向いたオブジェクトがビューから除外されます。このオプションは、オブジェクトの背面を透けて見えるようにする場合に使用します。
- 地表面フィーチャの表側を非表示 - 正面の選別が有効になり、自分の方向を向いたオブジェクトがビューから除外されます。このオプションは、オブジェクトの正面を透けて見えるようにする場合に使用します。
レイヤーの片側のみを表示すると、内部のデータが見えるようになります。
この効果は自動的に反映されます。