分類関数

Spatial Analyst のライセンスで利用可能。

概観

Esri 分類器定義 (*.ecd) ファイルとラスター データセット入力に基づいて、ラスター データセットを分類します。*.ecd ファイルには、Esri がサポートする特定タイプの分類を実行するために必要なすべての情報が含まれています。

分類の詳細については、「セグメンテーションと分類の理解」をご参照ください。

ライセンス:

この関数を使用するには、ArcGIS Spatial Analyst エクステンションを有効にする必要があります。

備考

分類関数で使用される *.ecd ファイルには、特定のデータセットおよび分類器に関するすべての情報が含まれています。このファイルは、分類トレーニング ツール ([SVM による分類器定義ファイルの作成 (Train Support Vector Machine Classifier)]、[ランダム ツリーによる分類器定義ファイルの作成 (Train Random Trees Classifier)] など) で作成されます。

2 つの入力パラメーターは、*.ecd ファイルを作成した分類トレーニング ツールに入力されているため、同じ順序である必要があります。

パラメーター

パラメーター	説明
入力ラスター	分類するラスター データセット。
入力定義ファイル	特定のデータセット、分類器、選択した属性に関する統計情報やその他の分類情報を含む Esri 分類器定義 (*.ecd) 入力ファイル。
入力ラスター 2	セグメント化された画像、マルチスペクトル画像、標高データなど、分類器に組み込まれるオプションの補助的なラスター データセット。データセットのより堅牢な分類器定義を生成するために使用されます。このパラメーターのラスター データセットは、Esri 分類器定義入力ファイルの作成に使用されるデータセットと一致する必要があります。