[ジオメトリ演算] ツールを使用すると、レイヤー内のフィーチャのジオメトリにアクセスできます。このツールは、入力レイヤーのジオメトリに応じて座標値、長さ、面積を計算できます。使用している座標系が投影座標系である場合にのみ、フィーチャの面積、長さ、または周長の計算が可能です。さまざまな投影には、異なる空間プロパティと歪みがあることを念頭に置いてください。データ ソースとデータ フレームの座標系が同じでない場合は、データ フレームの座標系を使用してジオメトリを計算すると、データ ソースの座標系を使用して計算する場合とは異なる結果が得られる場合があります。面積の計算では正積図法を使用することが推奨されます。
Xmin、Xmax、Ymin、または Ymax を計算する場合、Python でフィールド演算機能を使用して計算できます。詳細については、「フィールド演算の例」をご参照ください。
[ジオメトリ演算] ダイアログ ボックスを使用して、シェープファイル フィーチャの面積、長さ、または周長を更新することができます。これらのプロパティは、シェープファイル内のフィーチャを編集しても、自動的に更新されません。
Z 座標値または 3D 計測を計算できるのは、フィーチャが Z 対応の場合に限られます。Z 座標値と 3D 計測は、選択された座標系に関係なく計算できます。レイヤーに垂直座標系が定義されている場合は、Z および 3D 計算のために表示される単位は平面 (マイル、メートルなど) になります。データに垂直座標系が定義されていない場合、単位は不明と表示されます。Z 値およびフィーチャ ジオメトリ タイプの詳細については、「フィーチャクラスの基礎」をご参照ください。
- 編集セッションを開始します。
編集セッションを開始しなくても計算を行うことは可能ですが、その場合、結果を元に戻すことはできません。
- レイヤーを右クリックして、[属性テーブルを開く] をクリックします。
ジオメトリ演算は属性テーブルでのみ実行することができます。
- 計算を実行するフィールドの見出しを右クリックし、[ジオメトリ演算] をクリックします。
必要に応じて、Ctrl + Shift + G キーを押すと、[ジオメトリ演算] ダイアログ ボックスが開きます。
- 計算したいジオメトリ プロパティをクリックします。
使用しているレイヤーの種類に応じて、さまざまなプロパティが利用できます。
- データ ソースの座標系を使用するか、データ フレームの座標系を使用するかをクリックします。
- 出力計算の単位をクリックします。
- テーブルでレコードを選択している場合は、すべてのレコードに計算を適用するか、選択したレコードにのみ適用するかを選択します。
- [OK] をクリックします。