[タイム スライダー] ウィンドウを使用して時間のオプションを変更すると、マップを [ファイル] → [印刷] の順にクリックして印刷するとき、または [ファイル] → [マップのエクスポート] の順にクリックしてエクスポートするときに、画面に表示される視覚的な変更もすべて反映されます。エクスポートまたは印刷されたイメージは、常に画面の表示と一致するため、タイム スライダーは、印刷されたマップの外観を制御するもう 1 つの方法として使用できます。
時系列出力の生成
多くの場合、単一のマップ イメージの代わりに時系列を出力する必要があります。時系列は、複数のページを印刷することで、または複数のイメージ ファイルをエクスポートすることで表すことができます。印刷されたページまたはエクスポートされたファイルは、それぞれ異なる時点を表示します。
[タイム スライダー] ウィンドウの [タイム スライダー コントロール] を使用して反復的に時刻を設定し、期間ごとに印刷またはエクスポートを実行することで、手動で時系列エクスポートを生成できます。タイム スライダーの使用の詳細
ただし、単純な Python スクリプトを使用して同じ結果を得ることのほうがより効率的です。arcpy.mapping モジュールには、マップの時間のプロパティを操作するための単純な関数が多数あります。また、これには印刷およびエクスポートするための関数も含まれています。マップの時間を制御する関数と印刷およびエクスポートするための関数を組み合わせる Python スクリプトを作成することで、以下のようなさまざまな時系列出力の成果物を簡単に生成できます。
- 複数のページで構成され、それぞれのページが異なる時点を表す単一の PDF ドキュメント
- PowerPoint プレゼンテーションなどの他のドキュメントに挿入できる一連のイメージ ファイル
- それぞれが異なる時点を表す一連の印刷された大判ポスター
arcpy.mapping Python スクリプトを使用した時系列出力の生成の詳細
