概要
複数の予約済み CAD フィールドを 1 つのステップで追加します。このツールで作成したフィールドは、指定したプロパティを含む CAD エンティティを生成するために、[CAD へエクスポート (Export To CAD)] ツールで使用されます。このツールを実行した後、適切なフィールド値を計算または入力する必要があります。
使用法
すべての入力フィーチャクラスおよびフィーチャ レイヤーが、このツールへの入力として有効である必要があります。
フィールドをフィーチャクラス以外のテーブルに追加し、両方のテーブルに存在するフィールドを使用してテーブルを結合することができます。ルックアップ テーブルを使用すると、共通の CAD プロパティ値を効率的に標準化および再利用することができます。
入力として使用したテーブル ビューまたはフィーチャ レイヤーがテーブル結合している場合、結合元テーブルにのみフィールドが追加されます (結合対象テーブルにはフィールドが追加されません)。
構文
AddCADFields(input_table, Entities, {LayerProps}, {TextProps}, {DocProps}, {XDataProps})
パラメーター | 説明 | データ タイプ |
input_table | CAD 固有のフィールドの追加先となる、入力テーブル、フィーチャクラスまたはシェープファイル | Table View |
Entities | CAD 固有のエンティティ プロパティ フィールドのリストを入力テーブルに追加します。
| Boolean |
LayerProps (オプション) | CAD 固有のレイヤー プロパティ フィールドのリストを入力テーブルに追加します。
| Boolean |
TextProps (オプション) | CAD 固有のテキスト プロパティ フィールドのリストを入力テーブルに追加します。
| Boolean |
DocProps (オプション) | CAD 固有のドキュメント プロパティ フィールドのリストを入力テーブルに追加します。
| Boolean |
XDataProps (オプション) | CAD 固有の XData プロパティ フィールドのリストを入力テーブルに追加します。
| Boolean |
派生した出力
名前 | 説明 | データ タイプ |
out_table | 更新された入力テーブル、フィーチャクラス、またはシェープファイル。 | テーブル ビュー |
コードのサンプル
AddCADFields (CAD フィールドの追加) の例 (スタンドアロン スクリプト)
ExportToCAD ツールで使用する予約済み CAD フィールドを属性テーブルに追加します。
# Import system modules
import arcpy
# Set workspace
arcpy.env.workspace = "C:/data"
# Set local variables
input_table = "C:/data/EditorTutorial.gdb/StudyArea/Buildings"
# Process: Add CAD Fields
arcpy.AddCADFields_conversion(input_table, "ADD_ENTITY_PROPERTIES",
"ADD_LAYER_PROPERTIES", "NO_TEXT_PROPERTIES",
"NO_DOCUMENT_PROPERTIES", "NO_XDATA_PROPERTIES")
環境
ライセンス情報
- Basic: はい
- Standard: はい
- Advanced: はい